沖縄に貯金ゼロで移住した実話!絶対オススメしない方法!

貯金ゼロで沖縄に移住した実話の前に!

 

沖縄に移住するきっかけは人それぞれです。

 

修学旅行で行ったのが初めてで、大人になってからは自分で旅費を稼ぎ、何年も通いつめて移住をする人。

 

定年をむかえるまでは仕事一筋で、特に大きな旅行をしたこともなく、たまたま社員旅行で沖縄に行ったら衝撃をうけ、移住を決意する人など、本当にいろいろなきっかけがあります。

 

沖縄病という言葉もあるほど、寝ても起きてもつい沖縄に行って楽しかった思い出に浸ってしまうほど、沖縄にハマる人がいます。

 

これから書くことは、わたしが実際に出会った人です。

 

こんな簡単に、みんなが移住できる訳ではありませんが、考えすぎて、いつまでも決断できない人には、少し勇気が持てるかもしれません。

 

タイミングやきっかけを、逃すことなく行動できる人は、何か持っているのかもしれませんね。

 

<おしらせ>

今の給料って満足してます? 自分が知らないだけで本当はもっと稼げていたら、年間いくら損していたのやら。調べるのはタダですから。↓

 

貯金ゼロでも沖縄に移住した実話

 

出会い

 

わたしがドアを開けると、すぐにカウンターからサッとこちらに歩みより、慣れた手つきでイスをひいてくれた。

 

初めまして、アダチと申します。

 

そう言いながら名刺を差し出してくれた。お客さんの顔はみんな覚えているのだろうか。

それとも、わたしの濃い顔は、見覚えがないと思ったのだろうか。

確かバーテンダーは2人いたと思うが、もう1人の方は覚えていない。

 

話の主人公は、貯金ゼロのバーテンダー、アダチさん。(仮名)

わたしが実際に東京で出会った人です。

 

アダチさんは、東京生まれの東京育ち。

見た目はクールで、どこか潔癖症っぽい雰囲気のある人だった。

 

Okinawa(520)

 

わたしが沖縄人であることに最初は反応していたが、もともと田舎に興味はなさそうで、次第に沖縄の話はしなくなった。

 

突然の出発

 

店に通い出して1年ぐらいのときにいきなり、

「今度、沖縄に行くんスよ。」

わたしは驚きと同時に、その真っ白な肌で、沖縄の日差しに耐えられるのだろうかと心配になった。

 

聞けば、先輩が沖縄に移住して、Barをオープンしたので、せっかくなら見学ついでに沖縄旅行もしちゃおうと考えたらしい。

その日は久しぶりに沖縄話が絶好調だった。

 

数日後、日焼け慣れしていない真っ赤な腕を見て、小バカにしてやった。(笑)

アダチさんは生まれて初めて飛行機に乗り、那覇が思っていたよりも都会でビックリしたようだった。

 

移住した先輩とも無事に会うこともできて、これまたイメージ以上の店でとても興奮していた。

「あ~、また行きたいなぁ~」

あの都会人が、たった数日でこうも変化するのか。

それからというもの、休みをとっては、せっせと沖縄に足をはこぶアダチさん。

 

ついに貯金が、、、

 

そんな生活が1年以上は続いたと思う。

「もう次で最後かもしれない」

おや?もうあきた?実は沖縄に行きすぎて、とうとう貯金が底をついてしまったのだ。

 

(当時はまだ格安航空会社(LCC)などはなく、羽田-那覇の便では、JALかANAしかなかったので、往復で5~7万はかかる時代)

 

おいおい、いくなんでもそこまで注ぎ込んだの!?とは思ったが、そこまで沖縄を好きになってくれて、正直わたしはうれしかった。

 

「だったら住んじゃえば!」

 

お客さんの1人がポロッと言った。

見る見るアダチさんから笑みがこぼれる。

どうやらその気はあるらしい。

わたしはできる限りの知識をつかって、沖縄移住についてアドバイスした。

 

ついに移住

 

しばらくして店に行くと、そこにはもうアダチさんの姿はなかった。

沖縄にずっと熱心に通いつめた結果。

先輩のアパートに、いそうろうすることができ、Barでも働けることになったようだ。

 

沖縄の人は陽気でお酒も強く、泡盛を酌み交わせれば、誰とでもすぐに仲良くなれる。

 

仕事で関わってくる人ともすぐに打ち解け、プライベートでも飲み明かす仲になれば、もう移住は成功したも同然である。

それから数年後には、風のウワサで沖縄の子と結婚して、子供もできたとのこと。

アダチさんが移住できたのは、ある意味ラッキーかもしれない。

 

けれど、熱心に沖縄に通いだしてからは、本当に雰囲気も変わったし、性格も丸くなって変なプライドやトゲがなくなった。

それで、周りもサポートしてあげようという思いが出てくる。

この人は本気で沖縄のことが好きで、積極的に沖縄のことを受け入れようとしていることが分かる。

だから、アダチさんは思い切って移住できたのかもしれない。

 

PS:

アダチさん(仮名)の話は、10年前のことで、沖縄にあるBarというが、那覇にあるということは覚えていますが、場所や店名までは覚えていません。

また連絡を取って見たいと思いましたが、連絡先も変わっていて、フェイスブックなどを検索しても、見つけることはできませんでした。

 

貯金ゼロで沖縄に移住したと言ってもまずは

 

最初から沖縄に、知り合いがいる人とそうでない人では、移住の仕方も大きく違うでしょう。

貯金がなくても仕事と住む場所さえあれば、なんとか移住できることもあります。

 

住む場所が決まっていても、仕事で困る人もいれば、仕事が決まっていても、周囲となじめない人もいます。

それだけ沖縄への移住というのは簡単ではなく、もしこれを読んで、貯金ゼロで移住しようと考えるは、ちょっと待ってほしい。

 

沖縄に移住できても万が一のリスクを考える

 

心配性のわたしが、この実話で考えることは、いくら仲の良い先輩と、後輩の共同生活とは言え、何かトラブルもあるので、もしも大きな喧嘩をしてしまったら、どうなっていたのか?

 

沖縄で店を開業するのは、東京に比べれば安くできるが、継続することはとても大変で、もしも店が傾いてしまったら、どうなっていたのか?

 

このように、金銭以外の色々なケースが考えられます。

 

じゃあ、万が一に備えてお金を貯めようとしても、全国一、低収入の沖縄でやりくりしながら、貯金をしていくというのは、非常に困難なことなのです。

 

節約生活に慣れている方でも、沖縄に来ると確実に、貯金額やペースは、落ちると思っていたほうがいいでしょう。

 

沖縄に移住するための貯金額の目安とは

 

最悪の場合としては、沖縄での生活が困難と判断して、いざ沖縄から出ようにも、貯金もないので、出るに出られない状況が続く、という人も実際にいるそうです。

 

そうなってしまうと、せっかく沖縄に移住したのに、精神的にも肉体的にも、きつい状況になりますので、できるだけ貯金をしてから、移住することをおすすめします。

 

貯金の目安ですが、単身者では、最低でも50万円前後は必要でしょう。

これなら4~6ヶ月は、節約して生活できると思います。

 

あくまでも、生活費だけを想定した場合ですので、沖縄までの引越し費用や、賃貸契約にかかる敷金や礼金などは含まれていませんので、実際に単身で移住するとなると、それ以上の金額を用意する必要があります。

 

また、貯金額もできるだけ多いほうが、安心できていいと思いますので、より多くを貯めて移住することをおすすめします。

 

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