
どうも! 沖縄人のヒロヒロです。
今回は「沖縄から東京へ来て一年が経過した20代男性の話」についてです。
『上原さん 25歳』
上原さんは24歳のときに沖縄から上京し、現在は東京都内のIT企業にて勤務をしているそうで、インタビュー当時は上京から約1年が経過していたので、
最初のころに苦労したことや心境の変化など、今の仕事において苦労する話も交えたり、家族や友人との折りいった話までしてくれました。
上原さんは沖縄で2年ほどコールセンターでの勤務経験があったそうで、東京での仕事や生活の違いなどの話も聞きしました。
上京したい意思はあっても地方で社会人になってしまうと、自信がなくなってしまったり勇気が持てずに悩んでいる人にとって参考になると思います。
上京してIT企業で働いている上原さん
知人の紹介で東京のIT企業の社長さんを紹介してもらえた。
良くも悪くも上原さんは仕事を探すうえで強いこだわりはなかったそうで、上京するきっかけも人材サービスの仕事をしている友人に相談していたある日、
沖縄出身のIT企業の社長さんが東京から沖縄に帰省する話を聞きつけて、その友人と一緒に会っていろいろと話を進めていった結果、
「上京する意思が固まっているのであれば雇用してもいいよ」と社長じきじきに採用がきまったとのことでした。
上原さんは特に東京に絞っていたのではなくて、何かの縁だからといった感じでそれから約1ヵ月後には上京し東京で仕事を始めたのです。
上京に強い憧れを抱いてなくても良い
上原さんに限らず東京に仕事があったから上京する人って意外と多いです。
上京に憧れを抱いているけど躊躇してしまう人の中には、上京できた人はみんな強い意思をもっていたからと想像する人もいるのですが、
仕事を探していたら東京で見つかって、それで行ってみようかな…と上京することを決意する人も多く、案外そういった人が仕事が長続きするケースもあります。
“頭でっかち”と言いますか、深く考え過ぎなくても「ダメだったら引き返せばいいや」と、少し楽観視しても良いと個人的には思っています。

実際に地方から東京に来た人には、そこまで意思が固い人ばかりではないんですよ。
未経験のIT業界に飛び込んで大変な毎日
IT業界といえども幅広い分野があるので大変です。
IT会社の社長さんからも未経験で仕事を覚えていくのは、非常に大変なことだと聞いてはいたそうですが、一年が経った今でもその大変さは変わらないようで、
まだまだ覚えることも多くて将来をどうしていこうか考えるよりも、今の会社の業務をスムーズにこなしていくことが目標とのことでした。
最初のころは先輩の元でいろいろと仕事を教わっていき、少しづつ1人で業務をするようになっていったそうで、何か困ったときに聞くことでさえも最初は大変だったとか…

根性論ではないのですが、難しい業務に直面したときにやってやろう! というガッツも必要だと思います。もちろん先輩に勇気を持って聞くことも大事です。
上京するとき住居や準備について
上原さんはいろいろな縁があって東京での仕事が決まっていった。
上原さんは沖縄の大学に在籍していたときに、就職イベントに参加して合同説明会などを経て数十社にエントリーをして、数社から内定をもらっていたそうです。
でも、大学4年生のときに東南アジアの日系企業に「インターンシップ」ができるという話を聞きつけ、興味があった上原さんはとりあえず応募だけしてみようと試みると、
あれよあれよとインターンシップの話がまとまったのですが、海外に行くとなると内定をもらっていた企業に必要書類の提出ができなくなる為、自ら内定を辞退しなければいけなかったそうで、
いろいろと悩んだそうですがインターンに受かったのも何かの縁だろうと思い立ち、大学卒業の直前までホーチミン(ベトナム)に滞在していたそうです。
インターンから帰国しても仕事が見つからず…
海外で学んだことはとても良かったが無職のまま沖縄の大学を卒業。
一緒にインターンに行った仲間は海外の企業に就職していったそうなのですが、上原さんは帰国して冷静にいろいろと考えた結果、海外の企業には就職しなかったそうです。
それから沖縄でまた一から就職活動を始めることになり、企業にエントリーをするも大学卒業後となると選択肢も減っていたそうでなかなか正社員ではみつからず、
契約社員や派遣社員まで幅を広げて探していたところ、証券会社のコールセンターの採用が決まり約2年で契約満了となり退社して、現在の東京のIT企業に転職をするのです。

海外に興味があって実際に行けるチャンスがやって来て自分の目で確かめ、経験をして考えを改めることも非常に良い経験ではないかと思います。
人からの紹介で東京で仕事が決まるのは理想的
自分ひとりで何もかもやろうとせず頼れることは頼ろう!
何かの問題を1人で解決することも大事ですが、仕事を探すうえでは多くの人を頼ることが近道です。 特に仕事を辞めて無職の期間が長いと転職には不利です。
理想は次の仕事が決まってから退職をすることが良いのですが、どうしても契約期間の満了までに見つけられないこともあります。
でも東京では人手不足の企業数が圧倒的に多いので、地方に比べれば転職しやすいですし、上原さんのように友人の紹介から転職が決まることは非常に良い例だと思います。

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沖縄と東京の仕事の仕方について
沖縄出身と言うとすぐに覚えてもらえる(笑)
上原さんは東京で最初の1ヵ月間は、先輩の元で一緒になってパソコンの設定から使用しているソフトの使い方などを教えてもらい、じょじょに仕事の内容を覚えていって、
今では数名ごとのチームに分かれて業務をこなしているそうで、まだまだ先輩に聞かないと分からないことも多いそうですが、やりがいを感じているのでがんばれるとおっしゃっていました。
最初から仕事ができる人はいませんから、自分から聞きに行かないと分からないことって多々あると思いますが、上原さんの場合は沖縄出身ということで、
会社の人もすぐに覚えてもらえたし、コミュニケーションを取るうえでも先輩方に優しく接してくれたから、特にやりにくさは感じなかったと言います。
東京で困ったことや戸惑ったことは?
たくさんあり過ぎて電車の乗り降りだけでも大変だった…
上京して東京に住んでみて1番大変なのは電車でしょう。 これは誰しも通る道ではありますが、慣れればそおでもないけど慣れない人もいます。
上原さんは沖縄では車での移動ばかりだったので、県外の“終電という文化”も知ってはいたけど、特に実感もなくてあまり気にしたことがなかったとか。
東京で仕事が終わってから職場の人たちと飲みに行くと、終わる時間が22時ごろで早いと感じたり、沖縄だったら24時過ぎることなんて普通だったし、(笑)
電車の関係なのか東京では、飲み会の参加率が沖縄より少ないと感じたり、職場の人との距離感が沖縄の近さとは違うと実感したそうです。

確かに東京で暮らすなら電車中心の生活になってしまうので、もうそこは慣れていくしかないですね…
東京は仕事の早さが求められる傾向
良くも悪くも沖縄と東京は仕事の速さが違う。
上原さんは沖縄で2年間の仕事の経験があるので、東京で1年仕事をしてみて感じ取った違いをいろいろと聞いてみて思ったのは、
例えば、東京だとチームで業務をしていても個人の仕事に集中するのが前提で、仕事が早い人はどんどん先に進んでいくことが多いと感じるそうで、
仕事が遅れている人のカバーをすることは東京でも沖縄でもあるけど、1から10までカバーするのが沖縄で、1から5ぐらいまでカバーするのが東京という感じです。

遅れる人がいつも誰かに助けてもらえると思われても困るので、良くも悪くも東京では成長するために努力を怠らないことが求められると思います。
最後に上原さんから上京したい人にアドバイス
上京したいなら決断はとにかく早い方が良い!
親にしっかりと相談しているのであれば、もう迷うことなく仕事を探して気が変わらないうちに上京してしまうのが1番いいとのことでした。
これは1万いいね!ぐらいしたいアドバイスですね(笑)。 というのも友達に相談したり、身の回りの人に意見やアドバイスを求めることに時間がかかってしまうと、
決断がどんどん遅くなり上京できた機会を逃してしまうことがあるからで、上京もしていないのに自分には向いていないとか、どうせ失敗してしまうからと諦める人がいるからです。
上原さんの場合は、IT会社の社長さんと面談をしてから上京までにかかった期間は1ヶ月です。 たった1ヶ月で上京することを決意してじっさいに東京に住んでいるのです。
無謀な上京を進めているのではありません!
あくまでも仕事と住む場所がしっかり決まったから上京できたのです。
早く上京した方が良いからと言っても仕事が決まっていない中で上京することは無謀です。 多額の貯金があってしばらく無職でも生活できるなら話は別ですが…
理想は仕事を決めてから上京することが大前提で、「東京に住んでもいないのに採用されるの?」 と心配するかもしれませんが、まだ東京に住んでいなくても採用してくれる会社はあります。
何度も言いますが、今の東京は人手不足の会社が非常に多いです。(全国的に人手不足)いくらでも代わりの人が時代とは違い、現在の勤務先の退社時期など考慮する会社も多いので、
こちらは採用がいつ決まっても良いように、上京するための引越し準備などは常にやっておいた方が良いでしょう。 以上。

もしも今この記事を読んで東京に上京するか悩んでいたら、私でよければ相談にのりますよ。東京の人材サービスの担当者も紹介できますので気軽にメッセージください。「LINE友だち追加」
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