
どうも! 沖縄人のヒロヒロです。
今回は東京で巻き起こった沖縄の世間がせまい話です。
沖縄は世間が狭いと本当によく言われます。 石を拾っても投げても知り合いに当たる!(←色々おかしいぞ。笑)
しかも驚くことに知り合いに遭遇するのは、
私みたいに沖縄から離れているにも関わらず、『沖縄』というキーワードだけであれよあれよと、また知り合いを呼ぶのが沖縄です。
沖縄の世間がせまい話(第2話)
あれはたしか、上京して6年がたったころ…
勤めていた会社を辞めて派遣会社に登録をし、職を転々としていたときにたまたま採用された会社でのことです。
やっぱり500人もいると絶対にいるんですよ。 1人や2人ぐらいは沖縄人が!(笑)
私は入社直後から「君はどこの生まれだ?」なんて上司に聞かれるほど、目立ったようで、
すぐに沖縄だとバレ、その会社には2人の沖縄人がいることを知らされました。 (聞いていないのに、、、笑)
沖縄人はドコにでもいてすぐに仲良しになる
年下だけど沖縄人のY君と仲良くなる。
そんな職場で半年ほどが過ぎようとしていたころ、沖縄人のY君が楽しそうに電話でしゃべっていて、
どうやら週末に、いとこのネェネェ(姉)の結婚式に参加するために、沖縄に帰るそうでした。
Y君とは偶然にも地元が一緒ですぐに意気投合し、なんと私の弟とY君の高校が一緒でした。(まずこれだけでも凄い沖縄はせまいw)

ヒロヒロ! 明日から沖縄行くからオレの仕事よろしくね!(笑)

えぇー!呼び捨てにするなぁー!(笑)
まあこんな感じでまだまだ世間知らずのY君でしたが、弟と同級生ということもあって、なにを言われてもにくめない性格でしたね。
沖縄からY君が帰ってきたら…
Y君のいとこの結婚式の写真を見ると!!!
親戚の結婚式とはいえ2泊3日の帰省にもかかわらず、Y君は真っ赤に日焼けし、職場の同僚にお土産を配っていました。
沖縄から帰国してからのY君はテンションも高くて、お昼休みにネェネェの写真見せるから一緒にご飯を食べようと誘ってきました。

見て見て!ネェネェ美人なんだよ!

おぉーマジでぇ? すげぇ美人だね。
当時はまだスマホなんて無くてガラケーが普通でしたので、やや画質は悪いですがそれでも沖縄美人であることは誰が見ても明らかでしたね。
(Y君のいとこのお姉さんは本当に美人で、ミス沖縄の最終予選までいったみたいです。確か。)
写真を2枚目、3枚目と見ているうちに、旦那さんとのツーショット写真が出てきたのですが、私はそれを見てすぐに驚きました!

ちょ、ちょっと! 今の今のもう1回見せて!

ん?これ?

旦那さんて、〇〇って苗字じゃない?

あい、ネェネェの苗字までは覚えてないさぁー

下の名前は、Sさんじゃなかった?

それも覚えてないさぁ、なんか知ってるの?

おとといの話でしょ!なんで覚えていないの!(笑)
恐らくこのネェネェの旦那さんは、私の高校の同級生のSさんじゃないかと思いました。
でも画質が悪くて、もしかしたら似たような人かもしれませんし、同級生とは言っても卒業してから一度も会ってもいませんし、連絡も取ったりはしていません。
(ヒロヒロは高校時代、ポケベルしか持っていませんでした。泣)

じゃあ、ネェネェに今、電話してみる?

かけてみて!(ワクワク)
すぐに電話しましたが出ません。 そこでネェネェのお母さん(Yの叔母)に電話をするとすぐに出て、苗字と名前を確認…
すると完全に一致! 間違いなく、私の同級生のSでした。
まさか東京で一年契約の派遣先に、たまたまいた沖縄人のY君が私の弟と同級生で、しかも、そのネェネェが私の同級生と結婚したなんて信じられるでしょうか?(笑)
ウソのような本当の話ですよ! やっぱ沖縄は世間がせまい!
同級生のSと判明した次の日…
着信を見たネェネェからY君に電話が来ていた。
私の同級生のSだと分かったその日の夜に、着信を見たネェネェから電話がきて旦那さんにヒロヒロのことを話たそうですが、
またタイミングが悪く旦那さんが不在だったようで、「帰宅したらヒロヒロのことを聞いてみるね。」 となって電話を切ったらしいのです。
そしてまたY君と、お昼ご飯を食べているとY君に一通のメールが…

あい、ネェネェからだ!
旦那さんに、ヒロヒロのこと聞いたみたいだよ!

お!なんか俺の言ってたのかな?
同級生のSいわく「そんなヤツ、知らねぇ!」だってさ。

…

…
2秒後、お互いに大爆笑!
そりゃね、私だってパッと見たときは、Sのことは確信が持てないほど、なんとなく覚えている程度でしたし、
でもね、高校三年間のうちに2回も同じクラスにもなったし、学園祭のときだって一緒のチームだったし、
卒業式のあとに写真も1枚だけは撮ったし、お互い卒業後は県外でも頑張ろうって握手したし、でもね、でもね… (とりあえず涙拭けよ。笑)
Y君にはその後も、事あるごとに飲み会などで、その話を多くの同僚に広め私は孤独な沖縄人として、1年間の勤めを終えました。
完。
PS: Y君はその数年後に九州に転勤になり、会ってはいませんがたまにLINEでメッセージをくれます。
同級生のSさんとは、あれからも一度も会っていません。
この件以来、あまり親しくなかった同級生には慎重に相手の出方を探っていくというクセがつきました。(汗)
『沖縄の世間がせまい話シリーズ』↓




*第5話は準備中です。
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