苗字だけで移住者と分かってしまうから!
沖縄に移住をして、沖縄人に自分の苗字を教えただけで、
なんだか差別をされたように、感じる人もいるようです。
例えば、
「昨日、引っ越してきました。佐藤と申します。」
「内地から引っ越してきたの?」
(え?ナイチ?)
「あの、ナイチってなんですか?」
「本土の人でしょ?本州って言えば良いのかねぇ(笑)」
「あ~、おとといまで、東京に住んでいました、、、」
佐藤さんからすれば、たぶん今まで生きてきて、
自分の苗字に関心を持つ人が、
まさか沖縄にいるなんて、思いもしなかったことでしょう。
以前の記事で、沖縄には全国でメジャー級の苗字が、
全然少ないと書きましたが、
「移住者と沖縄人は苗字で珍しさの意味が違う!
2014年(平26)の結果は?」
全国的には、非常に多い苗字であっても、
沖縄では目立ってしまうので、
ついつい沖縄人は、
そんな苗字に反応してしまいます。
でもそれは、決して嫌味をこめて、
聞いている訳ではないので、あまり気にしないでください。
特に深く考えて聞いてくる人って、
そういないと思います。
もしもあなたが、初対面の人と出会ったときなど、
相手の名前に、横文字が入っていると、
なんとなく、ハーフなのか聞いたりしませんか?
まずそこに、
嫌味をこめて聞く人って、いないと思うのです。
会話のきっかけに、
相手の名前から、自然と話をしていって、
お父さんとお母さん、どちらが外国の人?とか、
海外で暮らした経験は?など、
こういった会話って、ごく自然だと思います。
沖縄人からすれば、これに似たような感覚で、
移住してきた人には、つい聞いてしまうのです。
沖縄人は苗字に敏感すぎる問題
珍しい苗字が多い沖縄人は、全国ニュースやテレビ番組で、
「比嘉さん」などと聞けば、急に反応が変わります。
「沖縄の人がテレビに出てるよ!」
「今日のニュース見た?比嘉さんって人がさぁ、、、」
などと、全くその人の知り合いでもないのに、
苗字だけで、すぐに好意的になり、ネットで調べたり、
知り合いの、知り合いではないのか?
などと、騒ぐことも決して珍しくはありません。
なぜ?このように反応するのか言いますと、
ただ純粋に嬉しいからです。(笑)
沖縄から、遠く離れて暮らしている沖縄人が、
何かで取り上げられると、
まるで自分のことのように喜んでしまうのです。
そのきっかけが、苗字だったりするのです。
となると逆に、沖縄に住んでいる、
「佐藤さん」などという苗字は、とても珍しい苗字ですので、
沖縄人は敏感に、移住者を特定してしまいます。
それがまるで、移住者と沖縄人を差別している、
印象を受けるのだと思います。
何度も言いますが、そこに悪気はないので、
あまり深く気にせず、自分が珍しい苗字だから、
興味をもっているんだな!
ぐらいの感覚で良いと思いますよ。
おすすめ記事



最新情報をお届けします
Twitter で「沖縄が東京に住むと、」をフォローしよう!
Follow @okinawa101602