2015年には沖縄の賃金が上がるのか?
2015年(平27)に、正社員の賃金を上げる、もしくは、その可能性があると、回答した企業が、53.7%を超えました。
これは、帝国データバンク沖縄支店が、沖縄県の企業に実施したアンケート結果によるもので、2015年3月6日に発表されました。
逆に、賃金の引き上げは無い!と回答した企業は、18.5%になったそうです。
これは、かなり期待ができるのではないのか?
実際に、2014年(平26)の時点で、賃金を引き上げた企業は、約7割を超えたようで、2015年も、引き上げる可能性は高いです。
賃金の引き上げ額は?
肝心なのは、どれだけ上がったか?ですよね。(笑)
それは企業によって、バラつきはあると思うのですが、具体的な金額は、このアンケートには、示されていないようで、見つけることはできませんでした。
あとは、2015年の沖縄県の、平均年収の結果が出るのを待つしかなさそうです。
あくまでも、アンケートですので、確実に実施するのかは、各企業任せで、ただのリップサービスの可能性も、否定は出来ないと思います。
どうして賃金が上がるのか?
賃金アップの理由で、もっとも多かった理由が、「労働力の確保と定着」という回答が、79.3%だったようで、なんと9年連続で、この理由がトップでそれ以外では、
「事業の拡大」が、44.8%
「同業他社の賃金動向」が、24.1%
「物価動向」が、20.7%
「消費税率引き上げ」が、17.2%
(複数回答あり)
逆に、賃上げをしない理由では、「自社の業績低迷」が60%と最も多く、2014年度から2.4倍に上ったそうです。
企業によって好調、不調とあるので、みんながみんな賃金アップとはならないとは思いますが、それでも全国的に見れば、まだまだ沖縄人の年収は低いままですので、今後ますます、賃金が上がって欲しいです。
どういった業界で賃上げされるのか?
アンケートに回答した企業で、賃上げされる可能性が、もっとも高いのは、製造業で、71.4% その次に、卸売業で、52.6%、サービス、不動産、建設の3業種が共に、50%だったそうです。
この中、以外の業界でも賃上げがあれば良いのですが、あまり過度な期待をしていると実際に上がらなかったときにショックですので、あくまでも軽く期待しておいた方が良いのかも知れません。
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