沖縄に来た移住者は神経質なのか？
沖縄人が、移住者に対する印象の中で、
神経質ということをたまに聞きます。
逆に、沖縄人には「テーゲー」という、
「適当」を意味する方言の文化があるので、
まあ、それからすれば、
移住者にとっては、ごく当たり前のことでも、
沖縄人には、
それが神経質だと感じてしまうことは多々あると思います。
東京で暮らしていると、たしかに色々と些細なことでも、
これはちょっと沖縄では、あまり感じたことがない雰囲気とか、
神経を使うことって、仕事をしていても、
思うことがありますので、それをいくつか紹介していきます。
神経質になる移住者の特徴その1
「説明文などをきっちり読まないと気がすまない人」
実際に、東京で経験したことなんですが、
あるお店で、「本日ポイント2倍」と書かれていたので、
あえてその日は、そこで買い物をしました。
すると会計をして、ポイントをつけてもらって、
レシートを確認すると、通常のポイントだったので、
店員に聞くと、5000円以上の買い物をしないと2倍にならとのこと。
たしかに小さく書かれているのを、
見落としてしまったことが原因ですが、こういうことって多いんです。
他にも、
携帯電話の料金や、医療保険や生命保険などの、
料金なども、ややこしい代表だと思うのですが、
それに加えて、トレーニングジムの料金や、
コインパーキングの料金、高速道路の料金、
引越し業者の料金などなど、
それこそ街を歩いていると、「それってどういう意味なの？」
と聞きたくなる店がたくさんあるので、
ただ単に思い込みで、
やり過ごそうとすると、結局は損をすることもあります。
だから、説明文を読むのが嫌な人でも、
こういうことが続くと、嫌でも目を通して、
確認してしまう人が、移住者には多いのです。
沖縄にも似たようなことはあるとは思うのですが、
さらに移住者の中には、
「もしかしたら沖縄では、何か別のルールがあるのかな？」
などと深読みしてしまう人がいても、おかしくはないと思うのです。
それに、たまたま遭遇してしまった沖縄人は、
やっぱり移住者は、神経質なんだ！と思い込むのだと思います。
神経質になる移住者の特徴その2
「時間や期限などにきっちりしている人」
沖縄には、ウチナータイムというのがあるほど、
時間に対しては、ルーズな県民性です。
今では、だいぶマシになってきたとは言っても、
やはりまだまだ、そこまでシビアではないです。
どんなときでも、時間や期限を守ることって、
ごく当たり前だと思ってはいても、
沖縄人には、なんとなく暗黙のルールがあります。
仕事では絶対に遅れてはいけないけど、
プライベートの飲み会であれば、多少は遅れてもいいとか、
仲の良い友達ほど、多少の時間は、
融通をきかせてくれるなど、
人によってそれぞれの意識の差があるのです。
もちろん、沖縄人でも時間にはシビアな人もいます。
でも、移住者にとっては時間はどんなときでも、
かたくなに守るものと考えている人は多いと思うのです。
沖縄で生活していれば、そういったことにも、
慣れてくると思うのですが、いつまで経っても慣れない人もいます。
そんな移住者と沖縄人の間に、溝ができてしまうと、
神経質だと思い込む人がいると思います。
神経質になる移住者の特徴その3
「沖縄の業界や会社に意見を言いたくなる人」
沖縄では業界によっては、ライバル会社も多く、
日々、サービスで質を高めあっている業界と、
そうでない業界では、
全くと言っていいほど危機感がないです。
たとえば、
食堂、薬局、居酒屋、美容室、歯医者など、
ライバルも多くて、いろいろな努力していないと、
とても大変だとは思うのですが、
どうもそれでも、危機感がないと言いますか、
業界によっては、横並びと言いますか、
これで良いんだという境界線が単純です。
誤解のないように言いますが、
沖縄にも凄い努力している会社もありますよ！
ただ、移住者の中には、
大手の企業と関わってきた人や、厳しい業界で、
働いていた人などからすれば、
まだまだ、そういった危機感のない沖縄の会社に、
小言を言いたくなる人もいるでしょう。
それを含めて沖縄の良さ！？などと、
思ってもらえれば良いのかも知れません。(笑)
でも、それを突っ込まれると、
沖縄人の中には、気分を害する人もいますので、
やっぱり神経質なんだ！となるのだと思います。
まとめ
神経質かどうかなんて、
血液型で判断できるほど、単純ではないですし、
人によって、または地域によっても実にさまざまですので、
ここで書いたことだけではないです。
もともと住んでいた地域が違うのですから、
移住者に予期せぬこと聞かれたり、
意見されたりすると、沖縄人の中には、
困惑してしまう人もいると思います。
それを両者が分かり合えれば良いのですが、
中には対立することもあるようですので、
そういうことを聞くと、なんだか悲しいです。
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