沖縄の人が使う変な日本語
沖縄人と会話をしていると、
方言ではないことは、理解できるけど、
それって標準語とも、微妙に違うよね?
などと、突っ込みたくなるときがあります。
何となく言いたいことは分かるけど、
いかにも沖縄っぽい表現が多々ありますので、いくつか紹介していきます。
中には、沖縄だけに限らず、
他の地方でも似たような表現もあると思います。
また、標準語というのも、時代によって変化していますので、
細かい突っ込みはしないように、あらかじめ申し上げておきます。(笑)
沖縄の人が使う変な日本語(1)
・「〇〇しましょうねー」と言う。
出ました!
沖縄のあるあるネタの鉄板。(笑)
正しい、
「しましょう」の使い方は、自分がだれかを誘って、
何かを一緒に行うときに、使う言葉なんですが、
沖縄では、
自分だけが何かをするときにも、遠慮なく使います。
例えば、
「そうしましょうねー」、
「先に帰りましょうねー」などと使います。
こういう言われ方をされてしまうと、
言われた人も、何か行動して欲しいのだと、
勘違いしてしまいそうですが、
でも実は、沖縄人は、
「〇〇しましょうねー」というのは、
「〇〇しますね」という意味合いで、
使っている場合がほとんどです。
先ほどの例えでも、
「そうしますね」と表現したいのに、
「そうしましょうねー」となったり、
「先に帰りますね」と表現したいのに、
「先に帰りましょうねー」となっているのです。
さらに、ややこしいことは、
「〇〇しましょうかねぇー?」などと、
疑問形として、使う人もいるんですよ!
「〇〇しましょうか?」と言うのが、
正解だと思うのですが、これに「ね」を付けて、
丁寧に聞いているつもりなのです。
さらにこれを、
沖縄の独特のイントネーションで言われると、
初めて聞いた人は、かなり困惑すると思います。(笑)
え?私に聞いているの?
あれ?何かやるべきだったの?
こんな感じで、一瞬の迷いがでます。
沖縄に行った際は、「ね」の使い方に、
注意して聞いてみて下さいねー。(笑)
沖縄の人が使う変な日本語(2)
・「クーラーが逃げる」と言う。
出ました!
沖縄のあるあるネタの鉄板。その2(笑)
使う場面としては、
ドアや窓が、閉まりきっていないときなどに、
「クーラーが逃げるから閉めて」と、
相手に伝えたりするのです。
つまり、クーラーが逃げると言うのは、
冷気が逃げると表現したいのです。
実はこの言い回しは、
沖縄だけに限らず、他の地方でも、
使ったりすることもあるそうですが、
そこまでは、一般的ではないかもしれません。
それと沖縄では、
冬の時期が、とても短いということもあって、
「エアコン」のことを「クーラー」と呼ぶ人もいます。
少し例外として、
冬でも「クーラーつけて」と言ったりする人が、
たまにいます。(笑)
エアコンの暖房をつけてと、表現したいのに、
「クーラーつけて」と言ってしまうのです。
もしも冬に、
クーラーつけてと言われたら、念のために、
暖房で良いですか?と聞いてみて下さい。(笑)
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