2015年那覇空港であわや衝突事故!
2015年6月4日に那覇空港で全日空機と、
自衛隊のヘリが衝突しそうになった事件があったので、
いろいろと調べていると、
「那覇空港の着陸回数が全国で4位!」
まさかこんなにも多いとは思いませんでした。
しかも、2004年から比べると、着陸回数は、
1万6786回も増えているというデータもあります。
滑走路は昔と変わらずに、1本だけなのですが、
2020年ごろにもう1本の滑走路が完成予定ですので、
離着陸にも余裕が出てくると思います。
まあ、海に囲まれた島なので、
船で行くよりも断然、飛行機での移動になるので、
自然と離着陸の回数が増えるのも無理はないですよね。
下記は、国交省の着陸回数データより。
(離陸の回数は含まれていません)
1位 東京国際空港(羽田)
20万1,621回
2位 成田国際空港
11万1,694回
3位 福岡空港
8万5,320回
4位 那覇空港
7万3,651回
5位 大阪国際空港(伊丹)
6万8,066回
6位 新千歳空港
6万7,156回
7位 関西国際空港
6万5,965回
8位 中部国際空港
4万4,289回
9位 鹿児島空港
3万2,915回
10位 仙台空港
2万7,277回
3位の福岡空港と那覇空港を比べて分かること!
那覇空港よりも、着陸回数の多い福岡空港も、
実は滑走路は1本なんです。
那覇空港の着陸回数よりも、福岡空港のほうが、
約1万回以上も多いのです。
そう考えると、
那覇空港が過密な着陸回数かと言うのは、
やや疑問を感じますね。
(一応、私は専門家ではないのですが、、、)
まだ那覇空港には、着陸回数に余裕があるのか?
それとも福岡空港も、
那覇空港も過密な状態なのかは分かりません。
でも福岡空港の着陸回数が多いのであれば、
今回、那覇空港で起こったことは、過密さとかはあまり関係なくて、
ただ単に伝達ミスなのかどうか、疑問が残ってしまいますね。
先ほどもチラッと触れましたが、那覇空港は今、
第二滑走路の建設に向けて動いていますが、
将来的にはどの程度まで着陸回数を増やしたいのか、
それによっては福岡空港と比べても、
あと1万回ほど増える程度を見越しているのなら、
別に第二滑走路は必要なのか?その点もやや疑問ですが、
どうもこのままのペースで、
那覇空港の離着陸の回数が増えていくと、
2020年ごろ?には滑走路1本では、
対応できなくなってしまうとの意見もあるようです。
ということは、やはり第二滑走路ができる予定の、
2020年には何もかもスケールアップした那覇空港となるのでしょうかね。
今、沖縄では物流において、
主にアジアと国内を結ぶハブ空港として、
利用価値が高まっています。
そういった視点からも、滑走路を2本にすることで
発展していけたら、とてもうれしいと思っていますし、
今回のような事故寸前のことに、ならないように願っています。
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