沖縄人はめったに国際通りに行かない！
国際通りは、沖縄の定番の観光スポットですが、
近所に住んでいる沖縄人以外は、
めったなことがない限り、国際通りには行きません。
東京人が東京タワーに、
登ったことがない感じと似ています。
まず沖縄人の中には、行くにしても、
住んでいる地域から、遠いと言う人もいますが、
実際には、車を走らせれば30分で着く距離でも、
遠いと言う人も多いです。
それに、国際通りには無料の駐車場は少なく、
コインパーキングに駐車するしかないので、
その点も沖縄人は嫌がります。
また、国際通りは、観光客相手の商品ばかりで、
沖縄人が今さら琉球グラスとか、
変なキャッチフレーズが、印刷されたTシャツなんて、
買ったりしないのです。
ですが、2015年6月ごろに国際通りを歩いたら、
結構いろいろな発見があって楽しかったですよ！
国際通りには観光客と移住者ばかり？
国際通りに、観光客が多いのは昔からですが、
ここ最近では、店の人たちにも変化が見られます。
それは、店員さんの中には、
移住者と思われる人が数多くいたことです。
まあ、昔から移住者の店員さんは、
いるとは思いますが、かなり増えた印象です。
特に目立っていたのは、
店の前で客引きをしている人達で、
もうあの手この手で誘われますので、
正直、うんざりしました。
どう見てもヒロヒロは沖縄人なのに、
「お土産どうです？安くしておきますよー！」
なんて話しかけられるのです。
お土産屋で観光客と移住者がいる違和感
国際通りで買い物をしているときに、
観光客の人が、買い物ついでに店員さんに、
どこか美味しい沖縄そばが食べられるお店を、
教えて欲しいと聞いていましたが、
それを教えていた店員さんは、
移住者の人でした。
そうですねー、、、
私も沖縄には最近来たので、、、
あまり詳しくはないのですが、、、
みたいな会話だったので、
かなり違和感があったのですが、
そこで口出しするのも悪いと思ったので、
黙ってその場を後にしました。
(教えなかったんかい！笑)
国際通りに民謡酒場が増えた気がする！
夕方ごろ国際通りを歩いていると、
どこからともなく、三線の音が聞こえてきます。
それもCDなどではなく、
ちゃんと店の前で演奏していて、
それと一緒に、
「18時から民謡ライブが始まりまーす！」
などとチラシを配っているのです。
その他の店では、
派手な紅型の着物を着た人が、これまた、
民謡酒場のチラシを配っていて、
昔もそういった光景はあったのですが、
以前よりも、露骨に人数が増えた気がしました。
国際通りでは、どこかの店が何かを始めると、
それをそっくりマネをしたり、されたりすることは、
しょっちゅうありますので、
今の流行は、こんな感じなんだね。
などと思いながら、歩いていました。
右翼や左翼の車が通り過ぎていく
ここ最近の沖縄は、
基地問題で非常に揺れ動いています。
その影響からか国際通りにも、
車にスピーカーを乗せた車が、
「基地反対！」と訴えながら走っていたり、
「基地賛成！」の車も同じような感じで走っていました。
ウワサには聞いていましたが、
もう観光客もドン引きでしたよ。
まとめ
国際通りは、しばらく行っていないと、
全然違う店に変わっていたりするので、
沖縄の中でも、割りと変化の早い方だと思います。
それに小道を一歩進むとそこには、
まだまだ古い民家や、商店などもあったりして、
日本というよりも東南アジアです。
移住したい人には、表側の国際通りではなく、
さらにそこから、歩いて回ることをオススメします。
そうすると、今までに見たことのない風景が、
そこにはありますので、それが沖縄人が、
普段から見ている光景です。
観光で来ていた時と、
移住してからの風景が、違うと言う人が多いのは、
地元の人がよく行く場所と、観光客がよく行く場所では、
全然違っているからです。
移住してから、後悔する人の中には、
観光客しか行かないような場所ばかりを、
目にしている可能性も高いので、
できるだけ地元の人が、よく出入りするような場所を、
イメージしておくことも大切だと思います。
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