沖縄で「生活が苦しい」が過去最高の62.4%
厚生労働省の国民生活基礎調査で、
2014年7月までの時点で、
「生活が苦しい」と、感じている世帯の割合が、
過去最高の62.4%だったそうです。
全国での調査なので、
沖縄県だけに絞って見ることはできませんが、
なんとなく、沖縄はもっと数字が上がりそうですね。
消費税が、5%から8%に上がったのは、
2014年4月でしたので、
実際に家計の負担は増え、
生活が苦しいと感じる人が多いのも納得です。
消費税で家計の負担が増えただけではない!
ただ単に、消費税が増えただけではなく、
実際には、1世帯あたりの平均所得も減少していて、
2013年では、528万9000円だったそうです。
沖縄だと、世帯年収が500万円に届かない家庭も、
たぶん多いと思うのですが、、、
1985年からの調査結果では、
過去4番目に低い数字で、ここ10年では、
もっとも低い数字になるそうです。
たしかに、賃金カット、ボーナスカット、
早期退職、リストラ、なんて言葉はよく耳にします。
派遣社員、契約社員、ブラック企業、ブラックバイトなど、
ここ最近は、この言葉もよく耳にします。
「若者が〇〇離れしている」なんてことも、
たまに聞くのですが、それってただ単に、
興味を示さない若者が増えたとかではなく、
興味はあるけど、それにつぎ込めるお金が無くて、
しかたなく我慢をしている人もいると思うのです。
日本人は本当に家計が苦しいのか?
世代によっては、高度経済成長期で、
バブルを経験した人もいれば、
ゆとり世代という言葉だけで、
なんとなく集約されてしまう人もいて、
ただ単に生活が苦しいと言っても、
違う世代を見てしまうと、はたして本当にそうなのか?
少々、疑問を持ってしまいます。
・今や携帯電話は、1人1台が当たり前。
・何かしら冷蔵庫に食べ物が入っている。
・1日3食、食べることだってできる。
・水道水ではなく、水も買うこともできる。
・着る物は、1枚ではなく何枚か持っている。
・テント暮らしではなく、住む場所がある。
今や日本人で、日本に住んでいれば、
餓死する可能性は、限りなくゼロに近いです。
しかも、引っ越そうと思えば日本中どこにでも行けます。
(行こうと思えばね)
もちろん、下だけを見て安心するのは、
どうかと思いますが、
それでも、日本人というのは、
恵まれていることが多いと思います。
生活が苦しいって言うけど、はたしてそれは、
生活保護を受けなきゃいけないほどの苦しさなのか、
それとも節約したり、我慢したりすることへの、
ストレス発散として言っているのか、
なんだか自分自身で色々と考えてしまいますね。
沖縄人の価値観で例えるなら、
島の海を見ても、そんなにありがたいと思うことは少なく、
むしろ普通すぎて、その間隔がマヒしています。
観光客や移住者が、島の海を見て感動しているのを知ると、
そこで沖縄人も気がつくのです。
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