沖縄で仕事を探す前に知っておくべき事
世の中だれもが、理想の会社で働けるワケではありません。沖縄では特にそうかも知れません。

人によっては、『どうせ給料が低いんだし、どこだって同じだよ!』なーんて声も聞こえてきそうなぐらい、沖縄では仕事の問題があります。
どうも!管理人のヒロヒロと申します。今日は沖縄での仕事についてです。
理想としては、沖縄で仕事が見つかってから、移住してくる方が良いのですが、面接のたびに、沖縄を往復するチケット代のことを考えると、移住が先の方がいい時もあります。
それで、もしも見つからないときにどうしたらいいのか?
いろいろと珍しいケースで沖縄で仕事が決まった人もいますので、何か仕事探しのヒントになればと思い紹介していきます。
有効求人倍率から見える沖縄の仕事探し
まず最初に沖縄の現状を知って欲しいのですが、厚生労働省から毎月発表される「有効求人倍率」は、沖縄県はいつも全国で最下位です。
そもそも有効求人倍率とは、
「仕事を探す人1人に対し、何人分の求人があるかを示す指標。」
ということです。
2013年~2014年(H25~H26)までの統計では、東京都が、「1.39」~「1.62」で上下して全国トップ。
有効求人倍率の全国平均は、「1.10」です。(つまり、1人に対して1つ以上の求人があるということ。)
沖縄では同じ時期でも、「0.57」~「0.74」で上下して最下位です。(つまり、1人に対して1つ以下で、求人が足りていないということ。)

ちなみにわたしが調べたところ、1998年以降で、有効求人倍率が、「1.00」の数値を超えたことは一度もありません。
訂正:2016年6月に本土復帰後に初の有効求人倍率が1%を超えました。
2016年6月に有効求人倍率は、1%を超えたのですが、それでも全国の中では最下位なのです。
もっとも最低だったのは、リーマンショックが起こった2008年ごろで、「0.27」の数値まで下がってしまった月がありました。
有効求人倍率だけを見ても分かるとおり、沖縄で仕事を探すのは困難と言ってもいいでしょう。
まったく仕事がない訳ではありませんが、選択しているほどの余裕はないと言ってもいいかもしれません。
沖縄で仕事が見つかった実話
沖縄では求人広告を見ても「今回も良いところはなかった。また次に期待しよう!」そんなこともザラです。

でも、ここで待ってばかりいては時間がもったいないです!もし良い仕事がなかったら、次は良い会社がないか自分から探すのです。
たとえ良い仕事がなかったとしても、企業のホームページや、広告などはたくさん見つかります。
もしも、そこから何かピンとくる会社があれば、思い切って問い合わせをしてみるのもいいと思います。
最初は勇気がいるかも知れませんが、あなたが真剣にそこで働きたいと思うならやって損はないです。
沖縄で仕事が見つかった実話その1

わたしの友人が求人広告を見て、とても気に入った会社がありました。
でも、そこに書かれていたのは、営業マンを募集する求人広告でした。
友人は、デスクワークなら経験があったのですが、営業マンはやったことがありませんでした。
それでもそこで働いてみたい思いが強く、思い切って電話をして、その旨を伝えたうえで面接を申し込んで、さらにそこで働きたい思いを面接官に伝えたそうです。
結果は、無事に採用。
営業マンではなく、デスクワーク中心の業務に就くことができました。
沖縄で仕事が見つかった実話その2

これもわたしの友人の話です。
ずっと沖縄を離れ、30歳をきっかけに、沖縄に引き返すことになったのですが、仕事が見つからないまま沖縄に帰っていきました。
帰って二日後、実家に住所を移すために、市役所に手続きをしに行った際、思い切って窓口の人に、「何か仕事はありませんか?」と何気なく聞いたそうです。
すると、え?みたいな顔をされたそうですが、「あ!ちょっとまってくださいねぇ」と言われ、しばらく待っていると、ちょうど月末に、市役所の臨時職員で、退社する人がいて空きが出るとのことでした。
友人は、その場で申し込みをして、二日後に面接をして、翌週には採用が決まりました。
沖縄に帰ってわずか10日たらずで、仕事がみつかりました。
沖縄での仕事探しで大事なこと
なぜわたしが、この友人2人を紹介したのかといいますと、沖縄の企業だからなんでもアリ!ということを言いたいのではありません。
求人広告だけを見て判断していては、良い仕事もみつからないと言いたいのです。
今の時代は、ネットでなんでも探せて便利ですが、すべての企業が、ネットで求人広告を出している訳ではありません。
中には会社の窓に、“社員募集”と書いているだけのところもあります。そんなことをネットで調べることは困難です。
友人2人に共通していることは、気になったりしたら積極的に聞いたりして、行動していたということです。
本来なら、ハローワークなどで紹介してもらえて、正社員で採用が決まることが望ましいのですが、なかなかそれだけに絞っていては、いつ働けるのかも分かりません。
気が付いたら、数ヶ月も無職ということもありえます。
その間にも生活費はかかりますし、それで貯金を切り詰めて生活していたのでは、精神的にも追い込まれてしまいます。
先に移住をしてしまった人であれば、まずは何よりも先に仕事を決めるということが大事です。(当たり前ですが、、、)
ではでは。
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