「沖縄に帰らずに東京で暮らしていたら、
今よりも生活は楽だったかも知れないね。」
これは友人の母親が、
私と話しているときに言った言葉です。
昔から、仲の良い友人の家にお邪魔すると、
いつも決まって、話に割り込んでくる友人の母親は、
今でもギリギリ現役の保育士さん。
(もうすぐで定年かも)
元々は東京で、保育士の仕事をしていたのだが、
長女ということもあって、家族からの強い要望で、
数年で沖縄に引きかえされ、現在までずっと沖縄暮らしです。
沖縄って今でも多少、なごりはあるのですが、
本人の意思とは関係なく、実家に引き戻される人って、
昔はもの凄く多かったようです。
だから友人の母親は、
今でも東京のことが頭から離れられず、
私が東京から遊びに行くたびに、
友人をそっちのけで、私と話をするのです。(笑)
東京と沖縄の保育士の年収格差!
友人の母親は、今でも東京で、
一緒に働いていた人と交流があるぐらい、
とても明るくてパワフルな人なのだが、
沖縄と東京では、仕事に対する苦労とか、
やりがいは全然違うと言っていました。
なんだかんだで、どちらにも苦労はありますが、
大きな違いは、収入に対する格差です。
東京で同期だった人が、
今では年収600万円にまでなっているそうで、
沖縄では、どんなに頑張っても、
せいぜい年収は300万から400万円程度で、
1.5倍から2倍もの開きがあります。
もちろん、若い保育士だと、
もっと年収は低いですし、勤続年数とか、
保育所によっては条件も違いますので、
みんながコウではないと思います。
でも、出生率の高い沖縄なのに、
保育士の年収が低いなんて非常に残念です。
もしも東京に残って保育士を続けていたら
年収の格差が出てくるのは、
多少はしょうがないにしても、
教育熱心な友人の母親からすれば、
沖縄でのびのびと、子育てする事も良いが、
学歴を重視する教育に関していうと、
やはり東京は魅力的だと言います。
「沖縄に帰らずに東京で暮らしていたら、
今よりも生活は楽だったかも知れないね。」
この言葉には、
もしも東京で暮らしていれば、
年収が高くて、子供はもっと良い大学に、
進学できていたのかも知れない、
沖縄には、年に一度ぐらいの頻度で帰れば、
面倒な親戚付き合いも、多少はクリアできたはず。
こんな意味も込められていたのです。
それに沖縄に帰っていなかったら、
今の旦那と結婚してなかったはずだけど、
でも東京で、もっと良い男を捕まえていたかもw
まさかの母親の爆弾発言に、
友人が涙目になっていたのが、とても印象的でした。
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