飲酒運転に対する危機意識のない人!
沖縄県警が、2015年1月から6月までの間、
飲酒運転で摘発された人に、
任意で行っているアンケートの結果を、
発表したようです。
そのアンケートの中で、
最初から飲酒すると分かっていながら、
「飲んだ後に運転するつもりだった」と回答した人が、
全体の72.5%にも上ることが判明しました。
ここまでモラルの無い人が多いことに、
とても大きなショックを受けてしまいました。
ちなみに2015年の1月から6月までの間、
沖縄で飲酒運転で検挙された人は744人で、
アンケートに回答したのは、706人だったそうです。
その706人のうちの512人が、
「飲んだ後に運転するつもりだった」と答えていて、
残りの194人(27.5%)は、
「つい飲んでしまった」と答えたそうです。
このアンケート調査と言うのは、
2008年にも同じように行われていて、
そのときの結果では、
「飲んだ後に運転するつもりだった」と答えたのは、
全体の26.9%で、
「つい飲んでしまった」と答えた人は、
全体の73.1%だったそうです。
モラルの無い沖縄人が増えてしまったのか?
2015年は、半年間で744人の検挙数ですので、
このまま推移していけば、一年間で、
1300件から1700件ぐらいの検挙数になると思います。
(この記事は2015年の8月に書いています)
2008年の飲酒運転の検挙数を調べると、
1年間に、2335件もあったようで、
2015年の推移よりも明らかに多い数です。
2008年は、さきほどのアンケートに、
何名が答えたのかは、調べられませんでしたので、
多少のズレはあると思いますが、
2008年に、「飲んだ後に運転するつもりだった」と、
回答したのが、26.9%だったとしたのなら、
約600人ぐらいの人になると思います。
となると、2015年は半年間ですでに512名が、
「飲んだ後に運転するつもりだった」と回答してますので、
このまま推移していくと、
2008年よりもさらに多くなると思います。
年々、沖縄の飲酒運転の検挙数は、
減っているのは嬉しいことですが、
「つい飲んでしまった」人たちや、
飲酒運転に対して危機意識を持った人は、
徐々に検挙される件数も減ってるのに、
「飲んだ後に運転するつもりだった」人たちや、
飲酒運手に対して危機意識も持っていない人が、
減るのではなく、逆に増えているなんて、
本当に残念でしかたありません。
飲酒運転は絶対にダメです。
多くの沖縄人は、
飲酒運転に対する危機意識はあると思いますが、
ただ、一部の沖縄人の中には、
「自分は酒に強い」とか、
「どうせ捕まらない」などと、
モラルの低い考えの人がいて、
その人たちに、
どうやったら危機意識を持ってもらうかが、
今後の課題かもしれませんね。
2度、3度と飲酒運転で検挙されれば、
さらに罰則を強化することを、沖縄県だけでも、
取り入れても良いのではないかと思うぐらいです。
おすすめ記事



最新情報をお届けします
Twitter で「沖縄が東京に住むと、」をフォローしよう!
Follow @okinawa101602