あなたの中で「今すぐに!」って何秒までですか?
東京に上京してきて、15年以上にもなると、
時間の使い方といいますか、
時間の感覚が、
妙に研ぎすまされてしまって、
のんびり屋の沖縄人でも、
案外、せっかちになってしまっています。
先日、私はあることに気がつきました。
「今すぐに!」って言われると、ものの数秒ぐらいで、
できることを東京では言うけれど、
沖縄で「今すぐに!」って言われても、
何だかんだで、数分ぐらいは待つことがあって、
それでもそれを、“良し”とする雰囲気とかが、
沖縄にはあるよなぁーと思ったのです。
沖縄に行くと時間の流れが、
ゆっくりしていると感じるのは、
ただ単に、時間にルーズな人が、
多いと言う事もありますが、
「今すぐに!」などと言われたりしても、
沖縄では、時間の感覚にズレがあるから、
ちょっとした待ち時間などでも、
のんびりしていると感じてしまうと思います。
そんな沖縄に、イライラする人もいるのですが。
東京がせっかちなだけなのか?
東京では、予約を受け付けていないお店が、
満席の状態になっていると、
必ずと言ってもいいほど、ほとんどのお客さんが、
「何分ぐらい待ちますか?」って聞きます。
この“何分”っていうことを聞く時点で、
東京と沖縄で、もの凄いズレを感じます。
沖縄だと“何分”ってまで、細かく聞く人は、
東京よりは全然少ないと感じます。
そして、店員さんが、
「あと3分ぐらい待ちます」とか、
「あと5分で案内できます」とか言っても、
東京では、その店から出てしまう人が、
とても多いように感じます。
あくまでも、常に行列が出来ている店なら、
何時間でも並ぶことも、東京ではよくありますよ。
(沖縄人は行列が苦手)
ただ、ごく普通の飲食店とかだと、
こうしたちょっとした待ち時間でも、
何か急いでいる用があるのか、
他に空いている店に、移動した方が早いと思うのか、
理由は、人それぞれかも知れませんが、
東京では待てない人も多いのです。
だから、東京では店員さんも、
待ってくれないお客さんもいると、
分かっているので、
「片付け次第、すぐに案内できます」とか、
「1組が会計しますので、、、」などと、
“何分”とは言わずに、言い回しを変えて、
お客さんを逃がさないようにしたりするのですが、
逆に、お客さんもお客さんで、
お店側は、実はすぐに案内できないのに、
店員さんが、
本当のことを言っていないと感じ取って、
「だから何分待つの?(怒)」
みたいな感じで、
キレ気味に聞き直す人もいますね。
また、別のお店では、
どうせ他にも、たくさんお客さんは来るから、
帰る人をいちいち気にしていられないと、
強気な応対のお店があることも、
いかにも東京って感じもするのです。
せっかちというのは、
人によっても違うのかも知れませんが、
東京以外に関西でも、
せっかちな話はいろいろと聞きます。
「今すぐに!」とか、
「あと何分ですか?」など、
沖縄では、そういう時間を、
あまり気にしていない人も多いので、
沖縄に行った際には、
いろいろと気にしてみるのも良いと思いますよ。
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