新たにできる施設に否定的な沖縄人もいる!
沖縄が今、もの凄い勢いで、
開発が進んでいるように感じます。
その原動力と言いますか、
開発が進むきっかけになっているのが、
軍用地の返還や海を埋め立てることで、
広大な土地に、大規模な施設ができるからです。
私の年代だと、沖縄本島の北谷町あたりが、
軍用地の返還で発展していった土地として、
もっともイメージする場所なんですが、
それから、那覇市の新都心と呼ばれるエリアや、
北中城村のイオンモール沖縄ライカムあたり、
そして、浦添市の海岸沿いの埋め立て地など、
どんどん開発が進められる一方で、
自然破壊や海の汚染を気にする声もあります。
こういったことなら、何となく言いたいことも、
理解はできるのですが、
開発にともなって、今まで沖縄にはなかった、
巨大なイオンモールに非難を浴びせたり、
「スシロー」や「くら寿司」といった、
県外から初進出してきた企業を否定して、
どうせすぐに潰れるてしまうとか、
今後できるかもしれない、USJやコストコなどにも、
もの凄い否定的に、上からモノを言う人も多いです。
(注意)
USJもコストコも計画段階ですので、
本当にできるかは不明ですし、
USJはかなり雲行きが怪しいです。(汗)
どうして否定的な人が多いのか?
沖縄は、年間の開業率が全国で1位になったり、
逆に廃業率も全国で1位になったこともあって、
沖縄人の周りには常に、
簡単に独立はするけど、失敗する人も多くて、
それを間のあたりにしていると、
どうしても何か新しい施設ができたとしても、
否定的にしか考えられない人が、
少なからずいるからではないかと思うのです。
人って、良いできごとよりは、
悪いできごとの方が、味が濃いと感じますので、
開業して成功している人よりも、
失敗してドン底に立っている人の方が、
印象に残るんでしょうね。
それに沖縄では、
新しい物よりも古い物を好む特徴もあって、
1番分かりやすいのは、
ボンカレーのパッケージは、
古い方が売れるという統計が出ているそうです。
↓
(新しいパッケージも売ってはいますが)
他には、
沖縄の伝統芸能である「三線」の演奏を、
昔ながらの演奏や曲調ではなく、
型破りな演奏で注目を浴びている人にも、
非難の声があったり、
同じく伝統芸能の「エイサー」においても、
現代風にアレンジした創作的な踊りを、
否定する声はとても強いと感じますね。
沖縄では、こうしたことからも、
新しく生まれてくる物や、
今までにないモノを作るというのは、
とても苦労するということもあるのです。
私は、新しいものを生み出す人は、
凄いと思いますし、どんどん作って欲しいです。
沖縄の発展を願う人もいますよ!
沖縄は昔から、
失業率や低所得に悩まされてきましたので、
沖縄の発展を願っている人も多いと、
私は思うのですが、
その発展を手に入れる代わりに、
何かを犠牲にしている気もするので、
一概に発展だけすれば、
問題が解決できるとはいかずに、
非常に難しい問題です。
古い物や文化を捨てろとは言いません。
むしろ沖縄には、後世にしっかりと、
残していかないといけない物や文化がたくさんあります。
それを残しつつ沖縄の発展のために、
今後も開発は続けていかないといけないと、
私は思っています。
それが難しいですけどね。(^^;)
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