
どうも! 沖縄人のヒロヒロです。
今日は沖縄本島北部にある離島の伊是名島の移住についてです。
伊是名島ってどこにあるの?
(出典:いぜな島観光協会より)
伊是名島(いぜなじま)は、沖縄本島北部の今帰仁村(なきじんそん)の運天港(うんてんこう)からフェリーに乗って、片道55分で行ける小さな離島です。
参考サイト↓
この伊是名島で、2013年から始まったのが、古民家を改装して、新たな住居を作り、そこへ移住して来てくれる人を募集しているのです。
今や日本各地で過疎化が進み、人口減少や空き家の問題解決に、頭を抱える自治体はとても多いはずです。
沖縄県全体として見れば、人口が増えている傾向にあるのですが、小さな離島などは減少しているところも多く、伊是名島も、そのうちの1つなのです。
その伊是名島は、沖縄振興特別推進交付金(約3億5千万円)に基づき、2021年までに、毎年1棟の古民家を改装していく計画なのです。
すでに、2棟の古民家は完成して、移住者の募集も終わっているのですが、その募集のホームページの閲覧数は、1週間で100万件を突破して、10月末には120万件にまでいったそうです!
肝心の応募数は、約25件だったそうなんですが、それにしても、移住に興味がある人ってやっぱり多いんですね。
また伊是名島で移住者の募集があります!
すでに完成している2棟は募集が終了していますが、まだ今後も古民家の改装が行われる計画なので、募集が終わってガッカリした方もまだ住める可能性がありますよ!
2013年から2021年までの9年間で、毎年1棟の民家を改装して、移住者を募集する計画なので、全部で9棟ができるはずなんですよ!(はっきりとは発表されていませんが)
ただし、募集には条件があります。
・5年以上、伊是名島に定住できること。
(ただ、古民家には最長でも10年しか住めないです)
・満40歳以下であることと、15歳以下の子供がいること。
・集落の一員として地域活動に積極的に参加すること。
・住宅の維持管理に関すること。
(白アリトラップ薬剤交換、毎月1回程度)
(敷地内・住宅周辺の環境整備として草刈や清掃をすること)
・入居後の住宅営繕(維持的な小修繕)を自己負担で行うこと。
・住宅の原状を変更するような大改修は行わないこと。
・地域の景観・観光資源として敷地内を開放し、来訪者がいつでも見学できるよう にしなければならない。
・連帯保証人を付けることができること。
・納税等に滞納がないこと。
・暴力団関係者ではないこと。
・その他、定住促進のために村長が特に入居の必要があると認めた者。
このような条件に合わなくて、諦める人も多かったようですが、条件が合っていても、どうやら最終的には、条件とは別に審査なども行って決めているそうです。
肝心の家賃なんですが、敷金&礼金は一切無しで、月3万円です。

ただ個人的に気になるのは、古民家には最長でも10年しか住めないという事。
10年経ったら、また別の移住者を募集したいのでしょうが、最低でも5年は住む条件はあるのに、最長で10年までしか住めないということは、
伊是名島のことが気に入って永住するとしたら、古民家を出て一軒家かアパートを探すか、自分で家を建てるなどをしないといけませんので、
それで伊是名島の人口が増えていくのか、疑問を持ってしまいますが、あくまでも古民家は、伊是名島を知ってもらう、きっかけ作りという位置づけでしょうね。
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