沖縄のハローワーク職員は7割が非正規雇用者だった!
沖縄県内の全ハローワークで働く職員は、
2015年4月の時点で、407人いるそうで、
そのうちの290人(71.3%)が非正規雇用者だそうです。
正直、ハローワークで働いている人って、
みんな正規の職員さんかと思っていましたが、
実は非正規の人の方が多いんですね。
これが全国的に多いのか?少ないのか?
全国のハローワークはどれぐらいの割合なのか?
いろいろと調べましたかが、
そう簡単には全国の統計が出てこないですね。
でも、沖縄県の民間企業では、
非正規雇用者の割合は、約4割という統計があるので、
それからすれば、
ハローワーク職員の約7割の非正規雇用者って、
多いと判断できると思います。
そもそも行政機関で働く人が、全て正規雇用者ではないし、
市役所にだって非正規雇用で働いている人もたくさんいます。
でも、ハローワークって雇用の安定を目指す機関の1つであって、
「正規雇用者を増やしてください!」みたいなことを、
沖縄の民間企業にお願いしている立場なんですよ。
他にも、沖縄労務局っていろいろと活動していて、
そのうちの1つに高卒者の就職率を上げようと、
民間企業に働きかけたりしているですけど、
それなのに、沖縄県の民間企業よりも、
非正規雇用者が多いって非常に問題だと思います。
まあ、私がどうのこうの言っても、どうしようもないし、
ハローワークを管轄している沖縄労務局の、
都合もあるのかも知れないとは思いますが、
なんだかやるせない気持ちになるのは、
私だけでしょうかね。
非正規の募集でも倍率は3倍もあるのだそうです!
ハローワークで働く非正規雇用者は、
年に1度の更新があって、あらたに希望してきた人と、
もともと働いていた人も同じ試験を受けるそうで、
その倍率は3倍にもなるそうです。
いくら非正規雇用とは言っても、
こんなに倍率が高いんじゃあ、
人はいくらでも使いまわせると思って、
正規雇用者なんて増やさないですよね。
しかも試験では、もともと職員だった人に、
何か有利になるという事はないそうで、
(裏では何かあるかも知れないけど、、、)
全員がふるいにかけられて、
実際に約1割ぐらいの人が毎年入れ替わるのだそうです。
そもそもハローワークをはじめ国の機関では、
非正規雇用から、
正規雇用になるための仕組みは無いのです。
非正規雇用者の数が社会問題になっているのに、
国がこれでは元も子もないと思うのですが現実はこうなんですよね。
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