沖縄の観光客数が2015年は過去最高記録!
沖縄の観光が今まさに絶好調で、2015年は上半期だけ比べても、
観光客数の過去最高記録を更新していたし、
毎月発表される観光客数も、ほとんど記録を塗り替えていました。
2015年の流行語にも選ばれた「爆買い」の通り、
沖縄にも海外からたくさんの観光客がおとずれていて、
外国人観光客の数も過去最高記録だったそうです。
その要因の1つに、2015年は豪華客船のクルーズツアーが、
沖縄にもひんぱんに停泊していて、聞くところによると、
すでに那覇港だけではかかえきれずに、中城港や久米島など、
沖縄に停泊するツアーは人気になってきたみたいで、
すでに2016年は、2015年の1.5倍以上のクルーズ船が、
沖縄に停泊することが見込まれているのだそうですよ!
私も2015年は2回、沖縄に帰省したのですが、
あきらかに数年前よりも外国人の観光客が増えた印象です。
1番ビックリしたのは、いつも利用している「OTSレンタカー」が、
韓国語や中国語の文字がやたらと増えていて、
お客さんも私と妻いがいは、みんな外国人という光景でしたし、
私たちを借りる車まで案内したスタッフも外国人でした。
それだけではなく、国際通りのドンキ・ホーテや、
北谷町の「アメリカンビレッジ」でも、いたるところに外国人の観光客がいました。
今や東京でも、元気に買い物をしているのは外国人の観光客で、
新宿でも渋谷でも本当に“爆買い”しています。
外国人の観光客に抵抗がある人っていませんか?
なんとなくですけど、日本人の中には、
外国人の観光客が増えることは良い事ではあるけれど、
なんかイマイチ、外国人の声のデカさとか、
マナーの悪さとかに対して抵抗感を持つ人もいるはずです。
日本の経済にとっては有りがたいことではあっても、
みんなが外国人観光客の恩恵を受けているわけではないし、
今までの生活風景が、外国人の観光客によって、
一変する事態にもなっていても、全然おかしくはないのです。
そして、そこを少し掘り下げていくと、
実は沖縄でも似たようなことが昔からあって、
沖縄で観光客が増加していると聞くと、必ずと言ってもいいほど、
観光客に対して非難をする沖縄の人がいるのです。
それは別に、外国人の観光客が増えたからではなく、
日本人の観光客に対しても、昔からそういう沖縄の人はいるのです。
あくまでも少数の意見としてですが、
沖縄の人の中には、観光客が増えると海が汚れ、
自然豊かな土地だったのに、ホテルやゴルフ場が建設され、
観光客の為にいろいろな建物ができてくると、
沖縄が壊れていくと思っている人もいるのです。
(沖縄の人も利用する施設は多いですけどね)
もちろん、観光客には沖縄を汚そうとか、
壊してやろうなんて気持ちは無いですし、
むしろ沖縄の海や自然を楽しみにしてて、
観光でおとずれている人ばかりだと私は思っています。
まぁ余計なお世話かも知れませんが、
観光客の中には、ちょっとチャラい感じの人もいるし、
愛人なのか知らんけど、不倫旅行っぽい男女がいたりして、
沖縄を純粋に楽しむのとは、かけ離れた感じの人もいます。
でもねぇ、見た目だけでは分からないですし、
そういう観光客だけを見てしまうのも、正直どうか思いますよ。
観光客を嫌う沖縄の人の心理はこんな感じです!
私は昔、サーフィンをしていた時期があったのですが、
週に1回、夜な夜な車でサーフィン仲間と出かけ、
千葉県の九十九里から館山まで行ったり、
茨城県の鹿島から大洗などには、日帰りで何度も行きました。
遠くだと福島や静岡にも泊まりで行ったこともあるんですけど、
地域によってなんですが、ローカルのルールと言いますか、
私たちの車のナンバーを見て、地元の人ではないと分かると、
海に入る準備をしているときに話しかけてきて、
右側のポイントでサーフィンをして下さい!とか、
あっちから先は地元の人が多いから来ないでくれ!とか、
波の特性とか、危険な潮の流れを教えてくれるのではなく、
ただ単に良いポイントから遠ざけようとする人がいるんですよ。
もちろん、毎回そんなことは言われないんですけど、
たまにそういうことを言ってくる人に遭遇していましたが、
そこでケンカするのは嫌なんで、言われた通りに従うんですけど、
“海は誰の物でもないのに何で?”って、いつも思っていました。
現在はサーフィンはしていませんが、
もしもやっていたら、
「おい見てみろ!トドがサーフボードに乗ってるぞ!」
って言われますね。(笑)
まぁまぁ私の話はコレぐらいにして、
たぶん沖縄の人の中にも、さっきの話と似た心理があって、
地元の海に、よそ者が来ることを嫌がる人もいるんです。
でも、誰の海でもないのに、
それって我がままなんじゃないかって思います。
沖縄の人は海ではしゃぐ観光客を白い目で見てしまう!
なんとなく沖縄の人だったら、
誰しも1度ぐらいは、海ではしゃぐ観光客を、
白い目で見た経験があるんじゃないかと思います。
たとえば、
沖縄の人って海での遊び方が変わっていて、
基本的に成人を迎えると、そこまで無理に海には入らないし、
入ったとしてもTシャツの着用は当たり前で、
水着を持っていなくて、Tシャツと短パンで入る人も結構います。
しかも11月とか12月になって、気温が25℃ぐらいでも、
海には入らないし、海の近くでバーベキューとかもしなくなります。
それなのに観光客は、ビキニで日焼け止めを塗りたくってて、
日差しがどんなに強くても、ずっと海で遊んでいる人が多いし、
真っ赤になった肌の観光客を見ると、
日焼けで夜は寝れないんじゃないかと心配になるし、
11月や12月なのに、海に入っている観光客を見ると、
無理して海に入ると風邪を引くんじゃないかと心配なのです。
こんな感じで、
沖縄の人と観光客では海での遊び方が違うので、
やっぱり沖縄の海をよく分かっているのは自分達だ!
とついつい思っちゃうんですよね。
最後に!
いろいろな話になりましたが、
たくさんの観光客が沖縄をおとずれることは本当に良いことです。
2015年は過去最高の観光客数だったとしても、
その中には、人生で初めて沖縄をおとずれた人も大勢います。
もしかしたら、人によってはその旅行が、
最初で最後の沖縄旅行になるかも知れません。
沖縄の人にとっては、単に大勢の中の観光客であっても、
その人にとっては特別な沖縄旅行です。
海にも入りたいし、美味しい物も食べたいし、
世界遺産や水族館に行って思い出を作って、
またいつもの日常に戻っても、頑張ろうって思うんですよね。
そんな感動を与えられる沖縄ってすばらしい!って私は思います。
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