「観光スポットでどこかオススメある?」と聞かれても、正直、その範囲が広すぎて回答に困ってしまいます。
これは嫌味では無いのですが、私は沖縄出身なので、いろいろな人からオススメを教えてと聞かれますけど、本当にその質問だけでは難しい質問なんです。
昔だったら、ガイドブックを買って読んで欲しい!って、逃げるような事をした経験もあるぐらいなんです。
まずは、どこに観光に行くのか?本島?宮古島?石垣島?それとも他の離島?
これによっても選択肢は無限に広がりますし、人によっては、行く場所ですら自分では決めれなくて、「どの島がオススメなの?」とか聞いてくる人もいるので、
そうなると私は「予算はどれぐらい?」などと聞くんですけど、「できるだけ安く行きたいんだけど!」なんて言われたら、私の悪いクセで、ついイラっとしちゃうんですよね……
まあざっくりですが、沖縄のオススメを漠然と聞かれても、私の頭の中では、以下のような質問がパッと出ています。
・どの島に行きたいのか?
・予算はいくらぐらいまでなのか?
・沖縄には誰と一緒に行くのか?
・何泊したいと思っているのか?
・車の運転ができる人はいるのか?
・何か食べたい物などはあるのか?
・過去に行った観光地はあるのか?
・ダイビングとかやってみたいのか?
・ナイトスポットにも興味はあるのか?
行く場所や出発日、泊まるホテルなど、ある程度は決まっていて、後は観光地や飲食店が未定とか、この観光地に行って見たいけど、その周辺でどこか美味しい沖縄そばが食べられる店はあるのか?など、
ここまで具体的に聞いて欲しい!とまでは言いませんけど、せめて何かこちらにヒントになるようなことは知りたいのです。
そこで今日は、観光スポットのオススメを人に聞く前に、せめてこれだけは知っておいて欲しいと思うことを書いていきます。
1、沖縄観光は本島?それとも離島?
沖縄観光と言っても、那覇空港のある本島なのか?それとも石垣島や宮古島、その他の離島に行きたいのか?
これによってオススメの観光スポットなど、いろいろな選択肢が出てきますので、まずはそれぞれの島の特徴を知ってどこに行きたいのかを選択しましょう。
たまに1回の旅行で、本島&宮古島&石垣島を2泊3日で観光したい!みたいなことを言う人がいますが、そんな旅行プランは無謀ですよ!
弾丸ツアーで無理ではないかも知れませんけど、最低限でも1回の旅行ごとに、本島、宮古島、石垣島と、それぞれ分けて観光するのがオススメです。
1-1「沖縄本島の観光の特徴」
旅費を安く抑えるなら、断トツで本島がオススメです。
旅行プランによってもピンキリですが、宮古島や石垣島よりも、本島が安い場合が多々あります。
那覇空港のある沖縄本島は1番観光客が多く、観光スポット、世界遺産、高級リゾートホテル、買い物など、1回の旅行で全てを回ることは無理なほど、たくさんの観光巡りをすることができるのが特徴です。
でも、自然の豊かさでいうと宮古島や石垣島の方が上ですが、本島の周辺には日帰りで行ける小さな離島がいくつもあります。
参考記事↓
2泊3日のプランだったとしても、1日は日帰りで船に乗って離島に遊びに行くというのもオススメです。
1-2「石垣島の観光の特徴」
石垣島の観光の特徴としては、石垣島を拠点にして、その周辺にある離島に日帰りで観光に行けることです。
石垣島だけでも十分に観光できなくも無いのですが、近い島だと船で15分とか20分で行けるぐらいの距離なので、つい石垣島よりも周辺の離島へ足を運んでしまいます。
(西表島と波照間島は泊りがオススメです)
しかも、周辺の離島にはそれぞれの魅力があって、どの島も決して同じ様な雰囲気ではないんですよ。
日本の有人島で、最南端の波照間島を始め島全体が国立公園の指定という西表島や、NHKの朝ドラ「ちゅらさん」の舞台となって、一躍有名になった小浜島などもありますし、
今では珍しい沖縄の旧家屋がたたずむ竹富島は「これぞ沖縄だ!」っていう雰囲気が漂っています。↓
1-3「宮古島の観光の特徴」
宮古島の観光で、本島や石垣島と違うところは、移動距離が少なくても、十分に観光を満喫できることでしょうか。
本島は南北に長いので、あちこちの観光スポットに行くと、思った以上に移動距離は長いと感じるはずです。
石垣島では周辺の離島に観光に行くとなると、近いとは言っても船での移動は大変といえば大変です。
それが宮古島だと、小さな島にギュっと、観光スポットが集まった感じで、移動するのが面倒な人に最適です。
しかも海が抜群にキレイです!
最近では、伊良部島(いらぶじま)と宮古島を結ぶ、伊良部大橋という橋が完成し、そこから見える景色は絶景です!
宮古島の特徴については以上ですが、まずは、本島、石垣島、宮古島のどちらかに絞って、もしも行ったことがある人がいたら、オススメを聞いてみてください。
沖縄人でも自分が住んだことが無い島のことは、全く知識が無いという人もいますので要注意です。
2、旅費の予算はどれぐらいなのか?
行きたい場所が決まっても予算の上限によっては、プランを変更しないといけない場合だってあります。
せっかくの観光だから旅費にいとめは付けないと、遠慮なく奮発する人も中にはいるでしょう。
ひと昔前なら、パックツアーと言って、航空券とホテル代などが一緒になってる方が得でしたが、
今では、こうしたLCCという格安航空会社が増えて、沖縄でも片道1万円以下でチケットが買えるようになり、(*時期によっては1万円を超えます)パックツアーよりも旅費を抑えることもできるようなって、以前よりも観光プランの幅が広がっています。
参照サイト↓
「楽天トラベル」
安くチケットを買ったらホテル代を奮発しても良いでしょうし、泊まるだけで良いのであれば那覇市内のホテルか民宿やゲストハウスもオススメです。
2-1「旅費の最安値は1人1日あたり1万円が目安」
旅費は年間を通して圧倒的に夏が1番高くなり、ゴールデンウィークや年末年始、あとは3連休の前後が高いです。
私はこうした日に加え、金曜と土曜は避けて月曜から木曜の間か日曜に出発する様にしています。
仕事の関係上、なかなか平日に休みを取るのが、難しい方もいるかも知れませんが年に1度か2度ぐらいなら有給などを上手く使って、出発日を変更するのが旅費を安く済ませられるコツなんです。
そして、往復のチケット代とホテル代を足して、1人1日あたり1万円以上になるがごく普通なので、もしも1人1日あたり1万円ぐらいで済むなら私の判断では相当安いと思います。
例えば、実際にあった話なのですが私と妻が平日に沖縄に行った際の旅費が、大人2人で本島に2泊3日で行ったら、往復のチケット代が2人で3万9000円で、ホテル代金が2泊3日で1万6950円となり、合計5万5950円となったことがありました。
まずは、これを1人あたりで計算すると、5万5950円 ÷ 2人 = 2万7975円となり、次に2泊3日なので、1日あたりで計算すると、2万7975円 ÷ 3日間 = 9325円となるので、1人1日あたり1万円というのを基準をクリアするのです。
もちろん、これよりも安く済ませられる場合もありますし、ハイシーズンでは、1人あたり5万円以上になることもあります。
2-2「レンタカーや交通費について」
車の運転が苦手な人やペーパードライバーでも比較的、石垣島や宮古島なら運転はしやすいでしょう。
近年、本島は最低限の交通ルールは守っていても、やや乱暴な運転も目立ってくるようになっています。
参考記事↓
個人的に、レンタカーでおすすめなのは、「OTSレンタカー」ですが、もしも他社と値段を比較してみたのなら、
こちら「レンナビ」でも探してみることをおすすめします。
3、観光スポットや飲食店について
観光スポットと言っても、世界遺産や城跡が好きな人もいれば、海で泳ぎたい人、潜りたい人、眺めてるだけで満足する人まで、実にさまざまな楽しみ方があるので、自分はどんなことをやってみたいのかを決めて欲しいです。
他にも、水族館や植物楽園なども沖縄は多いですし、琉球グラスやシーサーの手作り体験などもできるし、数は少ないのですが、温泉施設もあるし、ホテルでのスパやエステを楽しむ人もいます。
ベタな観光地としては、首里城やひめゆりの塔があり、買い物は国際通りに行ったりする人が多いですが、最近では、イオンモールやドンキホーテでも、観光客を意識して出店していますので、意外と楽しいです。(笑)
3-1「ベタな観光スポットでもとりあえずは行ってみる」
せっかく沖縄に行くんだから、ベタな観光スポットではなく、マニアックと言いますか、あまり知られていない場所に、なぜ人は引きつけられるのか、そういう穴場的な場所を沖縄人は知っていると勘違いする人が多いですね。
ぶっちゃけますと、沖縄人は沖縄の観光スポットのことを知らない人が多いです。
すべての人がそうではないのですが、でも、オススメとか聞かれて即答できる人って珍しいです。
沖縄人でも、ベタな観光地しか浮かんでこないので、やはりここはネットで調べるか、ガイドブックを読むのが1番です。
3-2「飲食店は好みがはっきり分かれます」
観光スポットよりも飲食店に関して言えば、沖縄人でも通な人や詳しい人はとても多いです。
ただ、ここで気をつけたいことは、沖縄そば屋のオススメ店は、人それぞれの個性が強いです。
たとえば、東京でおいしいラーメン屋を聞くと、必ずといっても良いほど、意見が割れますよね?
沖縄そばも同じで、年々いろいろな店が増えていて、とてもじゃないですが、1番おいしい店なんて選べません。
他にも観光客の多くは、沖縄に行ったら、沖縄料理を食べてみたいと思う人が多いんですけど、人によってオススメする店が、全国展開しているファミレスだったり、(笑)
地元で有名なステーキハウスなどを勧めてくる人もいるので、観光客が本当に食べてみたい物とズレが出ることもあります。
おいしい沖縄料理屋さんを知っている沖縄人って、案外といいますか、かなり少ないと思っていた方が良いでしょう。
個人的には飲食店も、まずはネットやガイドブックで、ある程度は自分で下調べをした方が良いと思います。
オススメを聞く前に下調べは必要です!
オススメの観光地や観光スポットを聞く前に、まずは自分自身でも、ある程度の下調べは必要です。「そんなケチ臭いこと言わずに教えてよ!」っていう意見も、ごもっともだとは思いますが、
何もないところから始まると、正直、大変な作業になるので、お互いの為にも、せめて何か1つでもヒントがあると助かるのです。
そのために、今日の記事を書いたのですが、これでも、まだまだ足りないぐらいだと思っています。
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