後ろ髪だけを伸ばす理由はヤンキーの子供だからじゃない!!
後ろ髪(えり足)だけを異様に伸ばしている男の子が未だに多い沖縄県!
なぜあの男の子たちは後ろ髪を伸ばしているのか?
子供が自分の意思で後ろ髪を伸ばしているのではなく、ヤンキーの親がカッコイイと勘違いをしていて、なんとも痛い髪型の代表例となっているのは、だれしも共感できると思います。
どうも!申し遅れました、わたくし子供が生まれたけど、自分の子供の後ろ髪を伸ばそうなんて、200%ありえないと思っている沖縄人のヒロヒロです。(@okinawa101602)
本日は、後ろ髪だけが長い子供について、なぜそのような経緯にいたったのか?
沖縄で古い言い伝えからその理由が判明したのでご紹介いたします。
沖縄で子供の後ろ髪(えり足)を伸ばしている理由とは?
『子供の魂が抜けないようにするため』だそうです!
「えーなにそれ!www」って思った人もいるかと思いますが、はるか昔は子供の死亡率は非常に高く、小さい子供は『魂が抜けやすい』と信じられていたのです。
ほんらいは、子供の魂が抜けないおまじないとして、着物の襟のところに『紐(ヒモ)』を縫いつけておくそうで、もしも子供の魂が抜けそうになったとしても、そのヒモがあれば、この世に引き戻せるという意味を込めていたそうなんです。
これは決して笑い話ではなく、沖縄では今でも『魂』のことを『マブイ』といって、いろいろな場面で人間の生き死に関わるおまじないがたくさん残っています。
着物の襟にヒモを縫いつけることを「マブヤーウー」(ウーとは尻尾のこと)、つまり『魂の尻尾』といって、「魂が抜けそうになったら尻尾を引っ張る」という意味を込めていたそうなんですが、
この方法のほかにも『子供の後ろ髪を伸ばすという方法』もあったそうなんです!
だから、その名残りが現代の沖縄では、ヤンキーにだけ引き継がれてしまっているのです。(笑)
現代の沖縄では後ろ髪を伸ばすおまじないはやりません!
これは大事なことなので、声を大にしてハッキリさせておきたいのですが、
現代の沖縄では、後ろ髪を伸ばすおまじないをやっている子供はいません!!!
大事なことなので、もう1度言います。
現代の沖縄では、後ろ髪を伸ばすおまじないをやっている子供はいません!!!
そもそも服の襟にヒモを縫いつけるということすらやらないし、知っている沖縄人はほとんどいないでしょう。
(わたしもその事実を知ったときはビックリしました)
なぜか現代の沖縄では、ヤンキーの子供だけが未だに後ろ髪を伸ばしているのですが、その本人たちですら、本当の意味を知らずに、ただカッコイイと勘違いをしているだけなんです。
子供の後ろ髪を伸ばす由来の情報源はいったいどこから?
いったい全体その情報源はどこからなのか?
わたしがコレを知ったのは、沖縄を代表する歴史学者の「賀数仁然(かかず ひとさ)」(@hitosak)さんからの情報です。
賀数仁然さんは、沖縄のテレビやラジオにも出演したり、沖縄タイムスで「魁!歴男塾」というコーナーで連載をしていたり、歴史本も出版されています。
その賀数仁然さんが調べたことなので、単なる噂ではなく、本当に信憑性の高い情報だと思いますが、あくまでも沖縄に限った話であって、全国にいるとされる後ろ髪が長い子供たち、もしくはそのアホ親 親御さんがどういう意味を込めてその髪型にしているのかは不明です。
(ちなみにわたしは東京でも後ろ髪だけ長い子供をみたことがあります)
では本日はこの辺で失礼しますが、またなにか情報があれば記事を追加いたします。
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