
どうも! 沖縄人のヒロヒロと申します。
今回も沖縄の世間がせまい話をしていきます。
なんだかんだ『沖縄の世間がせまい話シリーズ』も第4話となりましたが、ぶっちゃけ最後のオチはどれも、だれか知り合いに会ってしまうということなんですが。(笑)
でもそれが東京などでは、ありえないほどの確率だったりするけど、沖縄ではけっこう普通のことだったりする訳でして、
意外と沖縄人からは、「ハイハイ」「あるある」的なコメントが多くて、そこまで大きなリアクションはないです。
けれども、沖縄以外(とくに大都市)でしか生活したことがない人からすれば、沖縄の世間の狭さは、ちょっとドン引きするほどのことだったりします。
沖縄の世間がせまい話(第4話)

さてさて今日の話もこれまた、私の消し去りたい過去の1つです。(笑)
今から15年以上も前の話なんですが、私の実家近くに1つ上のS先輩という悪友がいました。
S先輩は典型的な沖縄の濃厚顔のイケメンで彼女はすぐにできるが、
当時まだ高校3年生だった私が夏休みだったので、毎週末になると北谷町の「アラハビーチ」にナンパをしに行っていました。
(北谷のアラハビーチ)
北谷町でナンパしたら…
当時の北谷のビーチ沿いは毎週末がナンパスポット。(今はどうだろうか…)
S先輩は工業高校を卒業してすぐに、沖縄で有名な運送会社に就職をし、
その見た目とは違って友人や
ちょうどその日も、
私たち2人のナンパの仕方は決まって、2~3人で遊びに来ている子を狙いすまし「ナンパですけど、
この一言で相手がクスッとなれば、遠回しに口説くよりも手っとり早いし、相手にその気がないならすぐにその場から立ち去れるので、
だいたいは、ガン無視されて撃沈するのですが、
さて話の続きですが、その日も完全に撃沈されまくりで、そろそろメンタルもクレープの生地ぐらい薄くなってきたところ、先輩が声をかけた2人組みがヒット!!

か、カワイイかは個人の判断ですが、(←コラコラ)
これで4人そろったところで、私と先輩はアノ手コノ手で場を盛り上げようとするも、逆に空回りしてしまって、
次第に女性たちは、そこまでノリ気ではない感じになっていったら、先輩が自分を大きく見せようとする悪いクセが始まってしまいました。
先輩のちょっとした自慢話から急展開!
先輩が“金持ってるオーラ”を出してしまう。(最低ですね…)
いま考えれば、そこまで大した自慢ではないのですが、先輩は仕事をしていて稼いでいることや、良い車に乗っていることなどを自慢し始めてしまいました。
そして先輩がつい会社名を言ったところ、なんと偶然にも1人の女性が、来年から同じ会社に入社すると分かったのです。
そこからまた打ち解けていったのですが、さらに先輩は調子に乗ってしまい、同じ会社に入社する子に自分なりのアドバイスをしていました。
そうは言っても、先輩もまだ働いて半年ぐらいしか経っていないし、運送会社だから男性社員と女性社員では、そもそも働く環境も違うはずなのに…
ナンパしてて沈黙するほど嫌な空気は無い

人と話をしていて(シーン)って沈黙になるときってあるじゃないですか?
あの沈黙ってほんと嫌な空気になるんですよね。 先輩もたぶんそれが嫌で、思いつくことをよく考えもしないで、ベラベラとしゃべっていたら…
つい会社の愚痴まで言ってしまったんですよね。 そしたら女性たちがソワソワし始めて、意を決した感じで入社する予定の子がポツリとひと言。

私の父です…

え?

え?

〇〇運送は、私の父の会社です…

えーーーーーーーーーーーーーーー!!

えーーーーーーーーーーーーーーー!!

黙っててゴメンナサイ…
もう速攻で先輩は土下座!
なぜか私まで一緒に土下座!
まさか、社長の娘さんだったとは知らずにナンパしてしまい、つい調子にのって会社の愚痴まで言ってしまった先輩は涙目だったのです。(笑)
完。
PS: それからS先輩は、ビクビクしながら出社していましたが、その後はとくに何事もなく、社長の娘さんとは社内で仲良くしていたそうです。
そして3年ほどで、その運送会社を辞めてしまい、今では別の運送会社で仕事をしていますよ。
『沖縄の世間がせまい話シリーズ』↓




*第5話は準備中です。
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