沖縄の人が使う変な日本語
沖縄の人と会話をしていると、方言ではないことは理解できるけど、それって標準語とも微妙に違うよね?などと、突っ込みたくなるときがあります。
何となく言いたいことは分かるけど、いかにも沖縄っぽい表現が多々ありますのでいくつか紹介していきます。
中には、沖縄だけに限らず、他の地方でも似たような表現もあると思います。
また、標準語というのも、時代によって変化していますので、細かい突っ込みはしないように、あらかじめ申し上げておきます。(笑)
沖縄の人が使う変な日本語(1)
・「来ておいで!」とか「来てごらん!」と言う。
自分の近くに誰かを呼ぶときには、「来て」と言うだけでも通じますし、「おいで」だけでも通じますが、なぜか沖縄人は、それをつなげて「来ておいで」と言ってしまう人がいます。
また、「来てごらん」と言われると、『こっちに来て、これをご覧なさい』など、何かを相手に見せたいときなら、なんとなく言いたいことは分かるのですが、
沖縄人の中には、とくに何かを見せるためではなく、ただ、相手を自分の近くに呼んだだけなのに、「来てごらん」と言ってしまう人がいます。
沖縄の人が使う変な日本語(2)
・なんでも「おもしろい」と言ってしまう。
どういうことかと言いますと、ほんらい『おもしろい』とは、笑いが起こるようなことに対して使うことが一般的だと思うのですが、どうも沖縄人は表現のボキャブラリーが少ないのか、
怖い映画とか、泣けるドラマとかでも、「これおもしろいよ!」と表現してしまう人がいます。
例えるなら、最近は「ヤバイ!」という言葉を『すごい』『楽しい』『かわいい』『あせる』など、たった一言でもいろいろな意味を込めて表現する人が増えていて、年寄りからは日本語の乱れなどと表されますけど、
それと似た感じで、沖縄人は「おもしろい」にいろいろな意味を込めて言ったりする人がいるので、もしも沖縄人から「おもしろい」と言われても、『笑い』だけとは限らないと思ってください。(笑)
沖縄の人が使う変な日本語(3)
・「チャンネル反対にして!」と言ってしまう。
テレビを見ていて、チャンネルを誰かに変えてほしいときに、沖縄人は「チャンネル反対にして」とか「反対のチャンネルに変えて」などと言う人がいます。
どうやら沖縄以外でも、そういう表現をする地域があるみたいなんですが、そもそもはテレビのチャンネル数が少ないので、そういう言い方をするようになったと思われます。
今では少しチャンネル数も増えてはいますけど、未だに「反対にして」という表現はなくなってはいないと思います。
ほかにも「何チャンネルに変える?」という聞き方を「何チャンに変える?」とか、「昨日は何チャンのテレビ見た?」などと聞く人もいて、この「何チャン」という略し方をする沖縄人は多いです。
「何チャン」と略すのは、どうやら沖縄だけではないのですが、それでも全国的によく使う表現ではないと思います。
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