沖縄の人でも悩みはたくさんある!
今日はちょっと真面目な話です。(いつも真面目のつもりですが、、、)
この忙しい世の中で、悩みやストレスを抱えていない人は、たぶんいないでしょう。どんなに強い人でも、小さな悩みぐらいはあるはずです。
沖縄に旅行でおとずれた人の中には、海や自然に癒されて満足された方もいれば、旅行をきっかけに、また明日からの日常生活に、活力を与えるきっかけになった人もいるはずです。
沖縄に移住する前にまずは自分のことを知る
その他にも沖縄に住めばずっと癒されて、悩みが今よりも楽になると思われる人がいるのですが、実は必ずしもそうではないのです。
わたしの考え方のひとつに、今が幸せなら沖縄に住んでも幸せ。今が不幸なら沖縄に住んでも不幸。という考えがあります。
実際には、住む場所を変えたからといっても、本人が変わらないとあまり意味がないこともあるのです。
実体験から沖縄に住むことを考えてみる
わたしは、東京であこがれの仕事に就き、充実した毎日をおくっていたときがありました。
でも、働き出してから、6年ぐらいがたった頃からでしょうか。
きっかけはよく思い出せませんが、何か目に見えない不安から、段々と仕事が手に付かなくなる症状が出てきました。(体は動くけど脱力感がすごい感じ)
それからどうすることもできず、結局は仕事をやめることになり、心配した母が上京することになりました。
最初は数日したら、母だけ沖縄に帰る予定でしたが、やめた職場からの援助もあり、わたしも、しばらく沖縄に帰ることにしました。
目的もなくただ帰ってきた沖縄でわたしは考えた
毎日、何をするわけでもなく、朝は起きたいときに起きて、夜は寝たいときに寝る。
わたしが帰ってきた噂を聞きつけた友人から、飲みに誘われることもありました。
祖父母の家で、ボーっとしたときもありました。
毎日のんびりしてるので、ずっと考え事をしてました。
何もすることもなく、ただ過ごす毎日。でも、そこで気がつくのです。
毎日ただ考えていただけで、何も行動に移していないことを!
そして結局は、目的もなく沖縄に来て、行けば何か変わるかと思ったけれど、自分が変わらなければ何も変わらないし、行動しなければ何も生まれない。
このまま実家にいたら、確実にニートになる。
東京にトラウマを残して沖縄に帰ってきても、沖縄では何も成長することはない。
だったら心のリハビリは、東京でやった方が良いと思いました。
沖縄に住まないで結局は自分で解決方法を探した
でも、両親は反対しました。
息子が理由もよく分からないまま、また精神的な悩みの種である東京に戻る。
そうはさせないと、たぶん思っていたと思います。
そこでいくつかの約束をします。
1、自殺はしない。
2、嘘はつかない。
3、電話には必ず出る。
とにかくこんな感じで、親に心配をかけないということが1番大事です。
それからは、少しずつ出来る仕事から始めました。
自分で決断したことが精神的な悩みを回復させるきっかけでもあったと思います。
生活費はカツカツでしたけど、あのとき沖縄に引き返さなくて良かったと思っています。
こうして今も東京を拠点に頑張ることができて、精神的な不安は一切ありません。
鬱や精神的な悩みがどの程度なのかにもよりますが、わたしは自分で克服したかったから東京に残ることを決意しました。
もし沖縄で克服したいと強く思っていたら、わたしは迷わず沖縄に引き返したと思います。
決意して自分を変えていくのは、住む場所ではありませんし、住む場所がどこであろうと、自分が変わろうと決意することが大切です。
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