沖縄ではめったにハブは見ません!
先日、東京で友人と飲んでいたら、沖縄人の男子はカブトムシを捕まるみたいに、ハブを捕獲しに行くと思っている人がいてビックリしました。(笑)
どうも沖縄人のヒロヒロです。(@okinawa101602)
わたしが沖縄で、生きたハブを見たのは1度だけです。
死ガイは何度か見たことはあっても、生きたままのハブを目にすることはめったにありません。
今や沖縄に住んでいるほとんどの人が、ハブを見るのは動物園ぐらいでしょう。
沖縄に住んでいてもハブというのは珍しい爬虫類です。
しかも、島によっても生息する島と生息しない島があって、ハブが生息していない代表的な島は宮古島や与那国島です。
ですが、2013年に宮古島でハブが1匹だけ捕獲されています。
それも、たまたま港のすぐ近くの公園だったため、船がたまたま持ち込んでしまったから。という説が有力で、その後は発見されていないそうです。
もしも苦手な方は、ハブが生息しない島を選択して、移住を決めて見てはどうかな?と思います。
(ハブを基準する人は、そういないと思いますけどね)
ハブの生息する島の分布↓
参考:沖縄県衛生環境研究所
沖縄に生息するハブの種類
ハブと言っても、その種類は4種類。
ハブ、ヒメハブ、サキシマハブ、タイワンハブ、「ハブの画像」←苦手な人はクリックしないで!
沖縄本島には、この全てのハブが生息しています。(なんてことだ!)
他にも後、数種類のヘビが生息しているそうです。
そうは言われてもハブに遭遇するほどでもないし、ハブかどうかよりもヘビを見つけたら、安易に近づかなければいいので、参考までに見ておけばいいと思います。
沖縄にそう言えばマングースっていたよね!?
ひと昔前にあった「ハブ対マングース」ですが、動物愛護団体からの指摘で今は行われていません。
また、ハブを退治するとされているマングースですが、ハブはほとんど退治せずに、今や沖縄に生息している貴重な鳥や昆虫などを食べてしまい、生態系を脅かす存在になっています。
沖縄人でハブに噛まれる人はいるの?
沖縄県の調査によると、年間でハブにかまれる被害者数は100人前後。
噛まれた人のほとんどが、ハブ取り名人 農作業をしていた人たちです。
沖縄県の人口が140万人ぐらいなので、農作業をしている人でも、噛まれる確率はそうとう低いことが分かります。
だから、一般人が街中で生活していれば、被害にあうことはまずはないと言いたいところですが、実は自宅の中にハブが侵入して噛まれたケースはあります。
家の周りが畑だらけであれば家の戸締りは、きちんとしておかないといけませんね。
もしもハブに噛まれたら知っておくべき事
もしもハブに噛まれたら、すぐに119番に電話です。
ここで慌てて走ったりバタバタ騒ぐと、ハブの毒が早く回るそうなので落ち着いて行動しましょう。
(実際には動揺すると思いますけど)
今ではどこの病院にも血清があるので、助かる可能性が高く、ここ2014年から過去20年間でハブにかまれて亡くなった人は1人だけです。
何はともあれハブには用心が大事
沖縄では、もしも生きたハブを目撃した場合は、各市町村の役所に連絡をするか深夜なら110番に電話をして、警察に処理してもらいます。
沖縄のパトカーには、ハブ専用の捕獲器を常備しているそうです。
ここまで書くと少しはハブのイメージも変わったかも知れませんが、むやみやたらに草むらに入ったりしないなど、用心するにこしたことはありません。


おすすめ記事



最新情報をお届けします
Twitter で「沖縄が東京に住むと、」をフォローしよう!
Follow @okinawa101602