沖縄での保証人制度について!
沖縄に移住をしたいと、思っている人であれば、
一度は沖縄の不動産について、何か調べたことがあると思います。
うわ、家賃が安いなぁー!なんて思われたことでしょう。
でも、給料も安いよぉー!って感じなんですけどね、、、
そこで、知ってる人もいるかも知れませんが、
賃貸契約をするときに、
沖縄に住んでいる人の保証人を付けることが、
条件だったりします。(なんて無茶な!)
全国どこでも賃貸契約するには、
保証人を付けることが一般的だと思うのですが、
ひと昔前の沖縄では、これが結構当たり前だったようで、
物件を探すよりも、保証人探しの方がはるかにハードルが高い!
ん?
ひと昔前?ということは今はどうなの?
調べた結果は?
結論から言いますと、
今では沖縄に住んでいない人でも、
保証人を付けることができます。
ただし、成人していて、きちんと収入のある方です。
(オレ、こいつのマブダチだからよぉ!
とか言っても、無職ではダメです。)
でも、できれば沖縄に住んでいる人の方が、
どちらかと言うと好まれる傾向もあります。
また、今でも沖縄に住んでいる人でないと、
受付ない不動産屋もあるそうで、
きちんと契約前に、確認しておくといいでしょう。
(沖縄だと、言うの忘れてたさぁーとかあるかも)
島特有の問題
なぜ、沖縄にはこうした保証人の制度になったのか?
いろいろ調べていくと、移住してきた人が家賃を滞納して、
あげくのはてには、夜逃げしてしまう。(おいおい!)
そうなると、
保証人のところに行って、家賃の回収となるのですが、
保証人も県外となると、回収するのはますます難しく、
電話で払うように言っても、無視されるケースが多発。
(人って、絶対に家に来ないと分かれば、無茶な行動するかも)
当然、夜逃げした本人はどこにいるのか不明。(えー!)
直接、訪ねるために、わざわざ飛行機で行くにも、
その往復のチケット代が高い。
だから、渋々あきらめることも多いとのことです。
そうなると、
保証人は沖縄に住んでいる人に限定しよう!
こういう流れがあるんです。
決して、
移住者にいじわるしているワケではないんですね。
(でも、沖縄の給料が安いことが原因のひとつかも)
ではなぜ、今はゆるくなったのか?
単純に移住希望者が増えて、そのニーズに答えようと、
動き出したのではないかと思われます。←そりゃそうだろ。
不動産屋にとっては、目の前に借りたい人がいて、
さらに、空き部屋に頭を抱えている家主がいれば、
その両方にとって良い方向に、話を進めていくと思うのです。
(不動産屋も儲けを出したいからね)
だから移住者には、入念に仕事の当てはあるのか?とか、
沖縄の給料は安いけど、払っていけるのか?など、
きちんと審査をしてから、契約に踏み切ることになると思います。
この調査ってどうしてやったのか?
最初はいろいろとネットで、調べてはいたのですが、
沖縄の物件だから、沖縄人に対してのアピールばっかりなんですよ。
土地勘があまりない移住者にとっては、すこし分かりにくいと思います。
(詳しい方は怖いぐらい、詳しいですけどね。)
しかも、沖縄のネット事情は、まだまだこれからで、
ホームーページのクオリティも低いです。
(手作り感たっぷりのHPとか逆にレアですけど)
だから、
物件の間取りや値段は書いてあっても、契約に関することや、
必要な書類、保証人の詳しい説明となると、
ほとんど書かれていないのです。
例え書かれていても、
移住者向けには書かれていませんね。
そうなるとこれはもう、直接、不動産屋に、
問い合わせをするしかないと思いました。
10社に絞ってメール
電話だと、向こうが忙しかったら悪いので、
メールをすることにしました。
(ただ聞くだけで、契約はしませんので気をつかって)
でも、適当に不動産屋を選んでは、あまり意味はないので、
那覇市、北谷町、名護市、宮古島、石垣島から、
それぞれの地域で2社ずつ、ホームページのしっかりした、
不動産屋を計10社、選びました。
内容としては、わたしが沖縄人であることは隠して、
移住するかどうかを、検討している段階だという設定で、
保証人のことと、移住する際に何かアドバイスがあれば、
教えて欲しいと書いて、一斉にメールしました。
返ってきたメールには
すぐに返事が来たのは、那覇市にある不動産屋で、
送って3時間後には届いていました。(さすが!)
以外にも、宮古島と石垣島もその日のうちに、
返信がきました。(ヒマだったのだろうか。←失礼だろ!)
10通中、返信が9通あり、
予想していたよりもスムーズな対応でした。
返信されてきた内容もさまざまで、業務的な文面や、
どこか沖縄っぽい内容の文面まで、いろいろと特徴がありました。
もちろん、きちんとお礼の返信をしましたよ。
(もう、とてもとても丁寧にね)
移住に関するアドバイスには、
仕事を心配する意見が大多数で、
その地域の特徴や、家賃の相場、
過去に起こった移住者のトラブルなど、
かんたんな文面でも、どこかガツガツしていない感じが、
いかにも沖縄なのかな?と思ってしまいました。
実はそのうちの1件に、宮古島の不動産屋からの返信が、
とてもおもしろかったので、別の記事にしてあります。
もし良かったら、読んで見てください↓
「宮古島なまりは独特だった!
移住したい人に知って欲しい仕事のこと」
沖縄で賃貸を探すなら
この保証人の調査をした結果。
9社とも、
保証人は沖縄に住んでいなくても、問題無いようでした。
また、保証人が沖縄に住んでいる事を、
条件にしている不動産屋が、
今でもあるということを、教えてくれた方もいましたので、
やはり事前の確認は、しておいた方がいいようですね。
全体を通しての感想は、移住希望者の対応には、
不動産屋も慣れているような印象でした。
やはり毎年多くの人が、
問い合わせだったり、契約を結んでいるので、
ひと昔前よりは、
ややこしいことが減っているのだと思います。
ただ、そうは言っても今回はメールでしたので、
これが電話や対面での対応だったら、たぶん、
あたふたしてしまう担当者もいたと思います。
(急な質問攻めに沖縄人は弱い)
まずは、かんたんなことでも気になったことがあれば、
気軽にメールしてみて、その対応の仕方で、
不動産屋を決めるのも、ひとつの手かと思いました。
でも、それには時間もかかるので、移住直前ではなく、
すこし余裕を持って探すことがいいと思いましたので、
良かったら参考までに!
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