光熱費の比較って実は奥が深い!
誰でも一度は、光熱費を友人や知人と、
比べたことがあると思います。
沖縄に移住したい人でも、家賃とか光熱費って、
毎月かかる費用なので、とても気になる問題です。
ネットの掲示板でも、光熱費の話題が出ると、
私はとても気になるので、よく見ているのですが、
あまり参考になることは無いですね。
よくあるパターンとして、
住んでいる地域と家族構成だけで、
光熱費を比べている人がいますが、
そもそも、他人とは生活スタイルが違います。
朝型生活の人と、夜型生活の人では、
電気代に差が出るでしょう。
朝と夜にお風呂に入る人と、夜しか入らない人では、
水道代に差が出るでしょう。
自炊している人と、自炊を全くしない人では、
ガス代に差が出るでしょう。
電気代は沖縄県内であれば、
料金設定は、どの地域でも一緒ですが、
水道代は市町村ごとに、料金が違いますし、
ガス代に関しては、業者によって値段が違います。
ただ単に、家族構成が同じだけなのに、
光熱費に数千円も差がでていると、
ビックリしている人もいるのですが、
それって、
冷静に考えたら当たり前だと思うのです。
中には、住んでいる地域が一緒で、
同じような家族構成で、同じ生活スタイルだったら、
同じような光熱費に、なることもあるのでしょうけど、
それでも、
些細な違いで光熱費が変わりますので、
もしも他人と光熱費を比べるのなら、
明確な使用量を比べないといけないのです。
たとえば、
電気代なら、
“〇〇アンペア”で、“〇〇kwh”使ったとか、
(沖縄はアンペア数で基本料が上下しません)
水道代なら、
“〇〇mm口径”で、“〇〇㎥”使ったとか、
ガス代なら、
基本料金は“〇〇円”で、“〇〇㎥”使ったとか、
こうした単位まで、明確に他人と比べないと、
自分では節約しているつもりでも、
案外そうでもなかった!なんてことも、
起こりうると思うのです。
電気代を比べるときの注意点!
電気代に関しては、
沖縄県内であれば、どこでも使用量に応じて、
料金が請求されますので、
住んでいる地域で、
基本料金が変わることは無いのですが、
意外にも、家の窓の数によって、
電気代に差が出ることがあります。
たとえば、窓の多い家だと、
日中は部屋に日差しが入ってくるので、
電気を付けなくても良いのですが、
逆に窓の少ない家だと、
日中でも部屋に日差しが入らないと、
電気を付けないといけませんので、
当然、電気代に差が出てしまいます。
私は昔、玄関やトイレ、お風呂や台所に、
窓がある家と、無い家に住んだことがあって、
やはり、窓がある家が電気代は安かったです。
たとえ、間取りが同じであっても、
家の作りによっては、窓の数が違いますので、
他人と比べるときは、注意が必要です。
また、沖縄電力は、
契約している「A(アンペア)数」に関係なく、
使用した分だけ料金が高くなるだけなので、
低いアンペア数に変えても、節約にはなりません。
沖縄電力のHPで、
電気料金のシミュレーションができます。
↓
(一般家庭は「従量電灯」です)
水道代を比べるときの注意点!
水道料金は、
市町村ごとに料金が違いますので、
まずは、地域で差があることを、
知っておかないといけませんね。
それと、だいたい水道料金は、
2ヶ月に1度の清算だと思うのですが、
他人と比べるときは、1ヶ月ごとに、
計算し直している人もいますので、
ちゃんと確認しておかないと、
全然ケタが違ってきますよ。
他にも、家族構成は同じでも、
家族全員が、シャワーしか使わないとか、
夜だけしかお風呂に入らない家庭と、
朝と夜、お風呂に入る家庭では、
単純に水の使用量は、
約2倍近くの差が出るはずです。
それが家族全員で、2ヶ月分にもなると、
1万円ぐらいの差が出てもおかしくはありません。
ガス代を比べるときの注意点!
沖縄では、ほとんどがプロパンガスで、
基本的に料金が高いせいもあって、
節約のために、オール電化にしていたり、
灯油のボイラーを、設置する家庭もあるので、
他人と比べるときは、特に注意が必要です。
あとは、日ごろから料理をする人としない人でも、
もちろん、ガス料金は変わるのですが、
どんな料理をよく作っているのかによっても、
ガス料金って、意外と変わってくるんですよ!
私が昔、体験したことですが、
カレーと、ラフテイ(豚の角煮)をよく作っていた月と、
全く作っていなかった月では、
約1000円から1500円ぐらい、料金が違ったんです。
これもあたり前ですが、煮込み料理ばかり作ると、
ガスを多く使いますので料金は高くなります。
また、人によっては、電子レンジや余熱を利用して、
上手く節約している人もいるので、
ただ単に、料理にガスを使っているといっても、
個人差がとても大きいんですよね。
ガス代を他人と比べるときは、そういったことが、
なかなか表に出にくくて、自分だけ料金が高いと、
勘違いすることもあるので、
料理をするとしても、どんな料理を作っているのかも、
一応は、気にしておいたほうが良いでしょう。
まとめ
光熱費だけでなく、携帯代とか、ガソリン代とか、
他人がどのぐらいなのか、気になって比べてみると、
ある程度は、
自分が浪費家なのか、節約家なのかが分かります。
もしも、自分の方が高かったとしても、
その前に、きちんとした単位で比べられているのか、
疑問に思ったほうが良いと思います。
私は昔、
友人よりも自分の方が光熱費が高くて、
住んでいるアパートや地域に、
ガッカリしたことがあるのですが、
冷静に分析して比べると、
ちゃっかりと浪費してました。(笑)
そんなこともあるので、
私みたいには、ならないようにして下さいね。
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