
どうも! 沖縄人のヒロヒロと申します。
今回は沖縄のブラック企業あるあるについてです。
沖縄のブラック企業はちょっと違う?
ブラック企業という言葉には、かなり敏感な時代になってきたと思います。
沖縄でもブラック企業は問題になっていますので、沖縄だからみんな優しく和気あいあいとノンビリ仕事ができそう…
最初に申し上げますが、まともな企業もあります!
それを前提で、沖縄的なブラック企業の事例は『身内だけを優遇している企業』です。
経営者の親戚、もしくは昔からの知り合いなど、何かしら経営者と繋がりがあるというだけで、特に仕事ができるとか能力が高いワケでもないのに、
経営者とまったく繋がりのない社員とは、給与にも差があり、ボーナス、残業代、交通費、福利厚生費にいたるまで、優遇されている会社があるのです。
身内と言ってもどこまでの繋がり?
親戚の多い沖縄は横の付き合いも幅広いです。
経営者の身内といっても、実の息子や娘ならどこでもよく聞く話だと思いますが、沖縄的なブラック企業の場合は、義理の兄弟、甥っ子や姪っ子などは普通。
さらにレアなケースでは、経営者の息子の友達、経営者の友人のいとこ、経営者の離婚した相手の親戚など、
もう赤の他人だと思われる人まで、ちょっとした知り合いからの紹介ということで、コネで雇ってもらっていることも沖縄ではそう珍しいことではないのです。
経営者は立派だけど身内がダメなケース
経営者がブラックだという自覚がないことも。
経営者のスキルや人柄は良いのに、身内である社員がそれに甘えて何もできないとか、ミスをしても首にならないと思い込んでいるのか、仕事をサボる人もいるようです。

きちんした人もいるとは思いますが、どうしてもできない人っていうのは目にとまりやすいのです。
経営者の身内ということで、他の社員は怒りたくてもできないとか、怒れてたとしてもあまり強くは言えないといった現状もあるようです。
しかも、身内の社員も自分には他の社員が強く出れないと分かっていたりするので、それはそれでとてもタチが悪いケースもあるそうです。
そもそも経営者が身内優先でダメなケース
よく三代目の経営者はダメだと言われますが…
沖縄的ブラック企業でも似たようなパターンです。 親の後を継いだ経営者の中には、あまりスキルが高くない人もいます。
身内社員とそうでない社員では、たとえ同じようなミスをしても経営者の態度に差があるようにしか思えず、あからさまなヒイキをすることも珍しくなく、
さらには、会社全体の決まりごとであっても社員の意見は聞かずに、身内だけで都合の良い決まりごとを作ってしまうこともあるそうです。

身内を守ったが為に、会社が潰れてしまうことになると思うのですが…いかにも跡継ぎ経営者っぽい気がします。
沖縄的ブラック企業のまとめ
身内重視のブラック企業が多い沖縄。
冷静に考えれば、企業には能力の高い人を積極的に採用していくものだと思うのですが、どうも沖縄ではその中に身内が紛れ込みます。
それが決して悪だとは思いません。
ですが、雇うなら他の社員と同様にしていかないと、いずれは企業がダメになっていくと思うのです。
経営者の中にも、それは分かっている人もいます。
でも、横の繋がりが強い沖縄では、「どうにかこの人を雇ってもらえないか?」みたいな相談を身内から持ちかけられることがあって、断るに断れない人も中にはいます。

わたしの友人の経営者が、それでひどく悩んでいた時期がありました。
こうしたようなことは、沖縄のほとんどの経営者が経験済みだと思います。
他にも沖縄では仕事の選択肢も限られていますので、こうした沖縄的なブラック企業と分かっていても辞めるに辞めれず、そのまま働き続けるしかない人もいます。
しかも、そういう身内ではない社員が企業を支えていることもあるので、さらにブラック企業化していくこともあると思うのです。
そもそも身内の社員がいない企業って沖縄にはあるのかな…
ではでは。
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