
どうも! 沖縄人のヒロヒロです。
今回は「沖縄で働く外国人労働者」についてです。
沖縄は外国人に仕事が奪われてるの?
沖縄では、外国人労働者が右肩上がりで増えているそうで、沖縄労働局の発表では、2015年までに4898人にたっしていて、2016年には5000人を超えることは間違いないでしょう。
2010年から2013年までは、ずっと2000人程度しか外国人労働者はいなかったのですが、2014年に初めて3388人にたっして、それからたった1年で、1510人も増えて4898人になったのは、過去最高の伸び率になるのだそうです。
日本全体では、外国人労働者が100万人を超えていますので、すでに東京では、外国人労働者がどこで働いていても、珍しくも何ともない状況になっていますが、
特に東京都心では、コンビニとか牛丼屋など、つねにお客さんが途切れない超ハードな現場ほど、日本人スタッフが少なくて、多くの外国人が働いている印象が強いですね。
それに近い状況に、沖縄もなりつつあるのかも知れませんけど、沖縄の面積から考えると、急にこの2、3年で外国人労働者が増えた印象を持つ人も多いと思います。
外国人労働者の多くは留学生
沖縄の外国人労働者は、4割以上が留学生となっているそうなんですが、国別では1番多いのがネパールで、2番目が中国、3番目がフィリピンだそうです。

たしか2016年に入ってすぐに、妻と国際通りのドンキに行ったときは、ネパールっぽい人がレジをしていました。
だいたいこういう話がでてくると、沖縄では必ずといっても良いほど、地元の人の仕事が奪われていると言う人が出てきます。(あくまでも少数派)
私は過去にも記事で書いたことがあるのですが、移住者が増えたときにも、似たようなことを言う人はいましたので、今度は外国人に仕事を奪われていると思っている人もいると思います。
ですが、外国人労働者の多くは、コンビニやファストフードなどの単純労働の割合が高く、たとえ求人を出しても、なかなか日本人が応募して来ないという経営者側の意見もあるそうなんです。

ついに有効求人倍率が1倍を突破!
それを裏付けるのが、沖縄の有効求人倍率がどんどん良くなっていて、ついに沖縄でも2016年6月には、1.01倍になったそうなんです!
これは沖縄労働局が1963年から統計を取り始めて初なんです。
もちろん地域差はありますし、少し大げさかも知れませんけど、沖縄でも仕事が選べる時代になってきたのだと思います。
ひと昔前の沖縄では、仕事はあるけど給料が少なすぎる!という意見が多かったのですが、今は、給料は高くても、キツイ現場では働きたくない!といった感じでしょうか。
それで沖縄でも単純な仕事現場では、外国人労働者が増えていっているのだと思います。
外国人労働者は増え続けるのか?
沖縄に限らず、日本で働く外国人労働者は、
参考記事↓
分野によっては増えていたり、横ばいなのかもしれませんが、
日本でもすでに多くの外食産業で、人手不足が続いているのですが、それは沖縄も同じ状況なんです。
そもそも日本の人口が減ってきているので、いろいろな産業分野で、衰退していくこともあるのでしょうが、だからって移民の受け入れをして欲しいとは、私は思わないのですが、将来的にはどうなるのか分かりません。
外国人労働者が増えた背景と未来
・求人を出しても日本人が来ない!でも外国人は電話してくる。
↓
・じゃあ外国人が働けるようにマニュアルを作り直すか!
↓
・外国人がアジアの国々へ流れつつある。(←今ココ)
↓
・外国人も日本人も応募してこない!さあ困った!(←近い将来)
非常にざっくりな説明ですが、これから外国人労働者がジワジワと減っていくのか、それとも急激に減っていくのかは分かりません。
それでも、みんなが満足できる様な、良い労働環境や高給取りになるとも思えないので、今後は、国も企業も含めて、いろいろな改善を迫られることになるでしょうね。
おすすめ記事



最新情報をお届けします
Twitter で「沖縄が東京に住むと、」をフォローしよう!
Follow @okinawa101602