“無趣味は寂しい人”みたいな風潮ってないですか?
趣味をもっている人と無趣味な人って、なにかと趣味をもっている人の方が、人生を楽しんでいるみたいな風潮がありませんか?
わたしも昔はスポーツや旅行など、いろいろなことをしたり、何かちょっとした物をコレクションしたり、休日は外に出て、つねに何かを探し回って、趣味みたいな遊びをいろいろとしていたのですが、
妻と出会って、無趣味という生き方でも本当に楽しいと思えるようになってきました。
まだ結婚する前で、付き合いたての頃には、お互い仕事が休みのたびにデートをしていましたので、趣味なんてそっちのけで一緒にいる方が楽しかったけど、
そのうち同棲するようになってからは、わたしは趣味のバドミントンをしに行くことがありましたが、妻にはコレといった趣味がない!というか、休日は家事や最低限の買い物に行くぐらいで、あとは特に何もしていないと気がついたんです。
だから、妻も一緒にバドミントンでもどうかと思って何度か誘ったのですが、1度も一緒に行くことはなくて、そのうちわたしもバドミントンをやめてしまい、今ではお互い特にコレといった趣味はないです。
趣味をいっさい辞めてみてわかったことは、本当に心の底から自分がやりたいと思う趣味じゃなければ、かえって趣味に無駄な時間をとられてしまっていたのだと気がつきました。
結論、本当は趣味なんてどうでも良かったのです!
「休みの日は何をしているの?」
この質問が、最近は本当に嫌いになってきました。
「特に何もしていない」なーんて答えようもんなら、「えーーー!人生楽しいの???」みたいな話の流れになるときもあるじゃないですか?
だいたい、この質問をしてくる人は、きまって趣味をもっている人なんで、そりゃ趣味をもっている人から見たら、無趣味な人って寂しい人みたいに見えますよ。
実はわたしも以前は、「無趣味な人=寂しい人」と勝手な思い込みをしていたのです。
ですが、趣味をもっていない妻を見ていると、無趣味だからといって無気力ではないですし、引きこもりでもないし、自分が動きたいと思ったときだけ、遊びに行ったり、買い物したり、美容室に行ったり、実家に帰ったりしているのです。
手帳なんて捨ててしまえ!
仕事が忙しい人なら、スケジュール管理は手帳がないと不便だと思うので、そういう人は持っていても良いと思いますが、わたしが気になることは、手帳が空白だと無理に予定を埋めようとする人です。
手帳がびっしりと文字で埋まっていると、なんとなく優越感にあふれていたり、未来に楽しみがある方が日々のモチベーションが高くなることも知っています。
でもそれが、無理に埋めたスケジュールだったら、そこまで楽しくないと思うんですよね。
あくまでも手帳は仕事用だけにしておいて、休日は特に予定が入っていないのなら、空白のままにしていた方が、変なストレスも感じなくて、自然体のままで過ごせるんですよ。
必死に趣味を見つけなくても良い。
無趣味な人は、ボケやすいとか、早死にするとか、自殺率が高いとか、ネガティブなことばかり出てくるのですが、わたしは趣味なんて無理に探す必要はないと思います。
別に休みの日に、全く何もしていない訳ではないので、今日は出かけたいと思えば出かけるし、今日は家にいたいと思ったら、ずっと家にいても楽しいです。
この“楽しい”っていう表現に、「え?なにが楽しいの?」って違和感を持つ人もいるかも知れませんが、『何もしないことは楽しくないこと』こういう考えに囚われているほうが、わたしはストレスを感じます。
「何かをしたから楽しい!」と思うことも、もちろんありますが、特に大きなことは何もしてはいないけど、何気ない日常でもちゃんと楽しいと思えると幸せですよ。
最後に質問ですが、本当にその趣味は心から楽しんでいますか?
1度ぐらい全ての趣味を捨ててみることで、気がつくことってたくさんあるんですよ!
ではでは。
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