ブラックバイトとは、学生が学生らしい生活を送れなくしてしまうアルバイトのことです。
例えば、
経営者から一方的にシフトを決められたり、正社員並みの時間を働かせられたりして、学校の授業に支障をきたしてしまったり、部活動などに参加できなくなるなどがあります。
そんなブラック企業が沖縄にもあるという実態が、琉球大学の学生からのアンケート結果で明らかになったそうです。
ブラックバイトが全国的にも騒がれるようになっている中で、沖縄にもブラックバイトがあるということは予測はできてましたが、実際に琉球大学の学生で、アルバイト経験のある46人中、
実に8割の学生が、バイト先で不当な扱いをされた経験があるそうです。
その内容としては、
・「不当なノルマがあって達成できないと罰金」
・「時給が事前の説明と違って安くなっていた」
・「セクハラやパワハラと思われる発言をされた」
・「月30時間の残業があるけど残業代が出ない」
・「半年が経つと社員と同じ激務の労働になった」
・「辞めたいと言うと代わりがいないから無理と言われた」
これを見る限り、単なる学生の甘えとかではなく、言われの無いような不当な扱いだと思います。
いつからブラックバイトが騒がれたの?
元々は、2000年以降になってから、「ブラック企業」という言葉が先に流行していたので、その後で「ブラックバイト」も騒がれ始めたと思われます。
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この本は、2008年に発売された本なんですが、2009年には映画化までされ、2010年にはDVDも発売されました。
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ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない [DVD]
2013年には、「ブラック企業」が流行語大賞に選ばれ、これでいっきに世間で普通に使われる言葉になったと思います。
そして「ブラックバイト」という言葉も生まれ、今ではブラックバイトに関する書籍も出始めています。
ブラックバイトの相談窓口について!
ブラックバイトに関して、両親や兄弟、友人、知人、どんな人でもまずは相談するのが鉄則です。
自分ではブラックバイトなのか判断に迷ってしまうなら、「ブラックバイトユニオン」で電話相談を受け付けています。
(注意)
沖縄のスーパーマーケット“ユニオン”とは、全く別の団体ですのご注意を!(笑)
他にも、沖縄労務局でも「総合労働相談コーナー」が、那覇市、沖縄市、名護市、宮古島市、石垣市にあるので、こちらにまずは相談してみると良いと思います。
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