沖縄人が沖縄に住み続ける理由とは?
沖縄に生まれたのだから、なんの迷いもなく、
沖縄に住み続ける人もいれば、
遠く離れた沖縄に、移住してくる人もいます。
そもそも沖縄に生まれて、そこでの生活が当たり前なら、
何の疑問も持たずに、沖縄に住み続けるのは、
ごくごく当たり前のような気もするのですが、
進学や就職で沖縄を離れた人の中には、
沖縄を外から見ると、あまりにも不便に感じてしまい、
沖縄には、もう二度と戻らないという人もいます。
実際に、ヒロヒロも東京で、
そう言う沖縄人に会ったことがありますが、
偏見とまではいかなくても、
少なからず沖縄には戻らないと言う沖縄人は、
低収入、低学歴、離婚率、親戚問題、
仏壇やお墓の問題、時間にルーズなどなど、
沖縄のこうした事に対しての批判をし、
沖縄から出たほうが幸せだと思うようです。
それはそれで、個人の自由ですので、
どうぞお好きに!って感じなんですが、
沖縄に移住したいと言っている人を、
コケにするような発言もしたりするので、
聞いていて腹が立ちます。
実際には、住んでみないと、
分からないこともあるのだろうけど、
移住してみたい!と言ってくれる人がいると、
私はとっても嬉しい気持ちになります。
もちろん、移住したとしても引き返す人もいれば、
沖縄への不満を募らせる人もいると思います。
ひと昔前に比べれば、
移住に関する情報もいろいろと増えていて、
年々、大きなギャップというのは、
少なくなっているとは思っているのですが、
それでも、理想の移住生活とは、
かけ離れてしまった人もいると思います。
さすがに観光気分で、沖縄に移住してくる人は、
あまりいないとは思うのですが、
それでも、楽園気分を味わえるかも知れないと、
心のどこかで期待している人の気持ちも分かります。
沖縄って、雰囲気そのものが、
いろいろな価値観を変えてしまうこともあって、
時間とか人当たりとか、息苦しさを全く感じないし、
開放感に溢れているんですよね。
それが無意識のうちに身に付いてしまうと、
沖縄以外の場所で暮らすことなんて、
もう考えなくなってしまって、
それで沖縄に住み続ける人が多いと思うのです。
移住者の中には不満を言う人もいるけど!?
沖縄に移住してみて、
とても大きな不満が出てきてしまった移住者なら、
とっくの昔に、
地元に引き返しているはずなんですよ。
今でも、沖縄に住んでいるということは、
多少の不満というか、不便な部分も感じつつも、
沖縄の好きな部分に惹かれているから、
住み続けていると思うのです。
(長年住むと好きとか嫌いではないかも)
これも私の経験からですが、
高校卒業後から、ずっと東京に住んでいると、
最初は同級生も、たくさん東京にいましたが、
半年で沖縄に帰ってしまった人や、
大学卒業後に沖縄で就職をする人、
他にも、東京で就職したけど、
上手く行かずに沖縄に帰ってしまった人もいて、
今や2人ぐらいしか、同級生は残っていません。
(最初は、30人か40人はいたはず)
夢や希望を抱いて東京に住んでも、
現実が見えてきてしまって、夢を諦めたり、
挫折してしまったりして、沖縄に引き返す人が、
とても多かった気がします。
私も挫折は何度も味わいましたが、
どういう訳か東京からは、離れようとは思いませんでした。
意地もあったのかも知れませんが、
最初から全てのことが理想通りに行くとは、
思ってもいなかったので、
たぶん他の人よりも、理想とのギャップが、
少なかったせいも多少はあると思います。
東京に残ったから偉いとか、自慢したいとか、
そういうことを言いたいのではなく、
自分の生まれではない土地であっても、
長年住んでいると、もう小さい不満がどうとか、
たとえ大きな不満があったとしても、
なんだかんだで、引っ越そうとは思わないなら、
その土地に馴染んでいるんですよ。
東京の不満を言おうと思えば、いくつも出てきますし、
沖縄の不満を言おうと思えば、いくらでも言えます。
(ココでは言いませんけど。笑)
それでも好きだからこそ、私は東京に住んでいますし、
移住者は沖縄に住み続けているのだと思います。
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