2014年度の貧困世帯の高校進学率が上昇!
今の沖縄は経済が活発化していて、
いろいろな経済数値が戦後もっとも良い結果が出ています。
それでも全ての沖縄人が恩恵を受けているのではなく、
経済的にゆとりがない世帯や生活保護など、
まだまだ暗い数字が出てくるのが現状です。
そんな経済的に厳しい世帯の子供たちを支援する活動が、
2014年度には成果を上げているようで、
那覇市では2010年から児童の自立支援のために、
児童の自立支援員を配置して、
生活保護世帯の家庭訪問などを行い、
学校や家庭での勉強の遅れがないかなど、
いろいろとアドバイスや支援をした結果、
2014年度は生活保護世帯の高校進学率が、
95.1%にまで上昇したりしているそうです。
他にも、
子供たちの学習を支援している「エンガレッジ」では、
無料の学習塾などのサポートをしていて、
そこに通っている生徒さんたちは、
2014年度の高校進学率は、99%だったそうです。
私だけではないと思いますけど、
こうした数字が出てくると本当にホッとします。
沖縄は昔から進学率や学力テストの結果など、
全国で最下位になる事も多いのですが、
ここ最近は非常に良い結果も出始めています。
関連記事↓
・「沖縄県最下位!2014年(平26)全国学力テスト!年収にも関係がある?」
・「2015年(平27)学力テスト!沖縄の順位は小学生20位!中学生最下位!」
こうした結果が将来にわたっていけば、
沖縄の低収入や低賃金などの解消に向かうといいのですが、
あるネットの掲示板では、
「沖縄人は本当に貧困なんですか?」
みたいなことを言う人もいて、
実際に数字的には、貧困世帯や生活保護など、
いろいろと暗い数字はでていても、
そこまで沖縄が貧困だと実感できない人もいるみたいです。
あたり前ですが、貧困といっても服装や髪型が、
ホームレスのような格好をしているワケではないので、
見た目だけでは、
なかなか貧困かどうかなんて分からないはずで、
経済的には厳しいけれど、
無理をしている人もいるかも知れません。
それに貧困層が多数を占めている訳ではないので、
住んでいる地域や関わっている人たちによっては、
全くと言っても良いほど、
貧困層とは関わらない人がいても不思議ではありません。
実際に私の親戚はみな貧困ではないのですが、
昔住んでいたご近所さんには、そういう家庭がありましたし、
通っていた学校には修学旅行にも行けず、
進学もできなくて就職をした子も知っています。
まぁその子が今は頑張って立派にやっているので、
あまり貧困っていう表現も良くはないのかも知れませんけど、
今後も沖縄のこうした数字を取り上げることで、
何か希望が持てる人が増えていけば良いなと思っております。
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