
どうも! 沖縄人のヒロヒロです。
今回は「東京に住んでいて染まったなと思うこと」についてです。
もう沖縄に住んでいた期間よりも東京に住んでいる方が長くなり、すっかり地元の友人からは連絡が来ることも減り、見放された感があります……
上京したばかりのころは帰省すると、ついつい都会の自慢話? のような口調になり、周囲からは嫌な奴だと思われていたでしょうね。
次第に自分からは東京でのことは話さなくなり、聞かれたら答える程度に今も留めてはいますが、
「もうお前は東京に染まったな」と、面と向かって言われて(ハッ)とさせられたこともあったので、いろいろと思うことをまとめて書いてみます。
東京に染まったな自分……と思うこと
「東京だから」と話し始めると嫌味に聞こえることもあると思います。
もうこの前フリがすでにイラっとするかもしれませんが(笑)、染まったというか東京に慣れてきたことも多々あるので、
上京した当初は不安で嫌だなと思っていたことがあったのに、今では全く気にならなくなったことなどが多いですね。
「東京って〇〇が大変なんでしょ?」とか、「人間関係がギスギスしているんでしょ?」とか、人が冷たいとかイメージで話されることもしょっちゅうで、
むしろ東京に慣れてしまうと、それはそれで楽なこともあるから友人に話したりすると、「東京に染まった」と解釈されてしまうこともあります。 他にも……
①混み合ってる電車に何も感じなくなる
混むのが普通で空いている電車なんて無いと思っています。
東京生活で一番嫌なのは「電車での移動」が上位だと思っているのですが、東京出身の人でも電車は嫌だという人も多いですから、
地方で電車に乗っていた人からしたら、東京の混み具合は異常に見えるでしょうね。 マジで通学や通勤で朝から電車に乗るだけで体力や精神を消耗します。
だけど電車にも暗黙のルールといいますか、混雑時の立ち位置や座れる確率が上がるタイミングなどに少しづつ慣れてきたり、
あと2駅もすれば、ほとんどの人は降りていく駅なども分かってくるのです。 でも人身事故で運転再開したときの激混みはほんと嫌ですが。
②時間を守れない人が極端に許せなくなる
沖縄に帰省すると特に時間がゆるいのでちょっとイラっとします。
沖縄でも最近は仕事に関して時間は厳しさを増しているようで、それでプライベートでも時間を守る人が多くなっているとか。
私も沖縄に住んでいたころは時間にルーズでしたが、いってもそれは高校生だったので、18歳で東京に住んでからは時間厳守はかなり意識してます。
その生活が東京で長く続いているから、時間に少しでもルーズな人が仕事関係で目につくと極端に怒りが沸くときがあるんですよ。
プライベートでも遅れる連絡がないのとあるのでは、だいぶイライラが違うことも多くてちょっと自分に余裕がないことに気がつく瞬間は染まったなと思います。
③東京に帰ってきても安心するようになった
昔は帰省しても東京に戻るのが嫌だったんですけどね。
完全に東京に染まったなと思う瞬間ですね。 まさか自分がこんな風になるなんて、沖縄に住んでいたころには考えられないのですが、
東京に長く住めば住むほど、田舎の不便さや嫌な部分も見えてくるし、妻の実家の新潟県に行く機会も増えてくると東京の便利さを改めて知るのです。
もちろん、東京の良い部分と悪い部分も知った上での判断なので、東京が全て良いとは思っていませんし、
ある時は沖縄に引き返したくなったり、やっぱり東京が良いとか、心境が変化することもあったりしましたよ。
④帰省してもとっさの一言でも方言が出ない
「痛い」ときや「ビックリ」したときでも方言が出なくなる。
「あがっ(痛い)」「はーやー(ビックリ)」沖縄の典型的な方言なのですが、こうした瞬間ってどうしても方言が抜けないんですよね。
とくに「あがっ」は言っちゃう(笑)。 いくら標準語をマスターしたつもりでも、イントネーションや訛りが抜けていなかったりします。
昔は田舎に帰れば方言が出ていたのに、いつしか田舎でも標準語で喋っているときがあって、染まったなと言われることが増えていったんですよね。
沖縄で友人と飲みにいってフラフラしてて壁にぶつかった時に、「いってぇー」と言ったらみんなに笑われたこともありました。 そこは「あがー」だろって。
⑤歩く早さや行動が常に急ぎなことに気がつく
急がなくても良いのは分かっていても癖がついてしまった。
東京よりも大阪の人が歩くスピードは早いみたいなんですけど、どっちにしろ都会の方が歩くスピードは早い傾向らしいです。
なんでだろう?って考えると、やっぱり人の多さから(早くしないと混むから)という意識が働くんだと思います。
あと少し早ければ行列に並ばなくて済んだとか、あと少し早ければ空いている電車に乗れたのにとか、こうした積み重ねでどんどん早くなってくるんだと思います。
そしてそれが日常化すると、帰省したときに歩くのが早くなっていることに気がついて、東京に染まったと感じるんですよね。
⑥沖縄のプレゼンが上手くなったと思う瞬間
東京で田舎のことを聞かれて調べるようになっていくんですよ。
田舎から出てくるまでは、地元の特産品とか有名な観光地のこととか何も知らないことに気がついて、いろいろと調べてみることが増えたんですよ。
だいたい「おすすめの沖縄そば屋さんは?」や「おすすめの観光地ある?」とか決まったことを聞かれるので、だいたい同じことを教えるんですけどね(笑)。
そしたら今度は帰省したときに、親や親戚、友人らに会っているときに観光地などの話題になると、自分の方が詳しいことに気がついて喋っていることもあります。
それが月日を追うごとに知識が増えていくし、ツイッターでタイムリーな情報も入ってくるので、地元の友人から「沖縄人じゃないみたい」と言われたりします。

⑥以外は共感できる人も多いと思います。
東京に染まったなと思うことのまとめ
東京に住んでると言うだけで距離を置かれることもあります。
「東京に染まった」というのは良い意味でも悪い意味でも使われますが、結局は自分の心の持ちようをどこに置くかによって相手に与える印象も変わってきます。
若いときってお金もないから、東京では地味で質素な生活しかしていないのに、地元に帰ったら東京で優雅に暮らしているフリをしたこともありました。
でもきっと盛った話というのは相手も気がつくし、東京で苦労したことを話すのはカッコ悪いと思っていたけど、そういう話の方が良いんですよね。

東京に染まったっていいじゃないか にんげんだもの(完)
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